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ブログ 酵素の働き: 2016年9月

消化不良の原因  ⑦薬の長期的な使用 ~薬に頼りすぎることは問題~

今回の話はお薬についてです。

薬は非常に多くの種類が存在し、疾病の治療や予防などに使われ、時と場合によって非常に役立つものです。
例えば、頭が痛いときは頭痛薬・お腹が痛いときは胃腸薬・熱を出したときは解熱剤など様々な種類の薬が
あり、お世話になる機会が多い人もいると思います。


しかし、薬は人工的に作られた自然界には存在しない物質です。
このような物質の消化は人間の身体に負担がかかってしまいます。
消化に負担がかかるということは、胃腸などの臓器に負担をかける
だけではなく体内の「消化酵素」も多く消費します。
「消化酵素」が多く使われてしまうと、身体の健康を維持するための
「代謝酵素」が足りなくなるおそれがあります。

                      
◎関連記事はこちら→[消化酵素と代謝酵素の関係性]


では、薬を飲むことはいけないことなのでしょうか?
大事なことは薬を飲むこと自体がいけないということではなく、時と場合を考えて服用するということです。
薬は病気のときには飲まなければならないときもあります。
問題なのは薬を常時服用している、長期的に服用している、すぐ服用してしまうなどの場合です。
つまり、本当は飲まなくても大丈夫な状態でも薬に依存してしまって服用していたり、痛くなったら
とりあえずすぐ薬を飲むといったことは人間の身体にとっては決してよいことではありません。

例えば、消化不良で胃がもたれたと思うと「胃薬を飲もう」と思う方は多いでしょう。
しかし、胃薬を飲み続けているとさらに胃が悪くなってしまうというおかしな結果になってしまいます。
というのは、消化は基本的には消化酵素と補酵素によって行われます。
消化酵素が十分にあり、胃酸の働きが良ければ消化不良になることはまずありませんが、
酵素不足の食生活を続けていると胃酸が不足し、消化不良になってしまいます。
胃薬のほとんどが胃の働きを止めてしまう作用があり、胃酸分泌が少なくなります。
そのため胃薬を飲み続けていると、消化不良を解消するどころか逆に進行させてしまうという
悪循環を引き起こしてしまい、さらに別の病のきっかけにもなりかねません。


◎関連記事はこちら→[補酵素とは?]


そうならないためには、酵素たっぷりの食事を摂ることが有効です。
また消化力が弱っているときは半断食などを行ってみたりして、
胃腸などの消化器官を休ませるということも大事なことです。

安易に「病気になったら薬を飲む」という考え方だけが治療とは限りません。
食事内容や生活の改善を行うことで消化不良という状態を改善すれば、
自然と病に侵されにくい身体へと変わっていき、薬に対しての考え方も
変わってくると思います。


◎関連記事はこちら→[生きた酵素を摂り入れる]


消化不良の原因  ⑤動物性食品の多い食事と食物繊維の少ない食事 ~植物性食品の多い食事を心掛けましょう~

今回は食事の内容についての話です。
内容自体は以前の記事とかぶることがありますが、大事なことなのでまた書いていきます。

動物性食品とは動物由来の食品のことであり、肉や魚、卵や乳製品などのものを言います。
それに対して植物性食品とは植物由来の食品のことであり、穀類・芋・豆・野菜・果物・
キノコ・海藻類などのものをいいます。

そして、一般的に動物性食品は植物性食品に比べて「消化」に
時間がかかるため、消化器官に負担がかかりやすくなります。

さらに動物性食品の多くは加熱された状態の食べ物です。
加熱により食材は食べやすくはなりますが、食材に含まれる
「酵素」は加熱により失活してしまうので食材自身の自己消化
が行われなくなります。

すると、食べ物の消化には人間の消化器官が全て行わなければ
ならなくなります。
身体にとって消化活動というものはとても負担のかかることであり、
食べ物の消化には体内酵素である「消化酵素」を使います。
                 この「消化酵素」ともう一つの体内酵素である「代謝酵素」の
                   バランスが悪いと消化不良にとどまらず、身体に様々な不調を
                                                   きたしてしまいます。

                                                  ◎関連記事はこちら→[体内酵素のバランスについてはこちら]


そのような状態にならないためには、植物性食品を摂るようにすると
良いでしょう。
特に酵素が含まれる「生」の食材を摂り入れることが大事です。
食材に含まれる「食物酵素」の自己消化により、人間の消化活動の
負担が軽減されるため「消化」が十分に行われ、消化不良という状態
になりにくくなります。
また植物性食品には食物繊維が豊富に含まれ、腸内をきれいにして
くれる作用があり、これも消化不良を引き起こさないようにしてくれます。
                                                  ◎関連記事はこちら→[生きた酵素についてはこちら]



なお、ここで間違えないでほしいことは動物性食品を摂ってはいけないということ
ではなく、必要以上に摂らないということです。

つまり大事なことは食事のバランスということです。
消化に負担のかかる動物性食品ばかり食べていると当然のことながら消化活動に
限界がきてしまうので、消化活動を助けるために植物性食品を摂る必要があるのです。
また現代人の食事は「消化」という点では食べ過ぎの傾向にあります。
消化器官に負担をかけすぎないためには、食事のバランスに気を付けながら
食べる量も腹八分に抑えるとなお良いでしょう。
時には半断食などで消化器官を休ませることも大事なことです。

 関連記事はこちら→[半断食で内臓を休ませるについてはこちら]
          [消化酵素の使い方で健康が左右されるについてはこちら]



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