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ブログ 砂糖: 2016年9月

消化不良の原因  ⑥白砂糖を使用した菓子類 ~その2 砂糖による悪影響~

前回、砂糖は消化に時間も負担もかかることから消化不良を招くという
ことを書きました。

そして「砂糖」はほとんどのお菓子の使われているということも書きました。
では、お菓子を食べないなら大丈夫なのでしょうか?
答えはNOです。

例えば外食やコンビニのお弁当などよく利用する方、
菓子パン・惣菜パンなどをよく食べる方、市販の
ドレッシング・ソース類をよく使う方などは要注意です。
お菓子などの甘い食べ物ではないと、一見砂糖なんて
使われていないように思われがちですが、実はその商品や
製品に使われている調味料に砂糖が添加されていることが
ほとんどなので知らないうちに砂糖を摂取してしまっているのです。






では、砂糖が身体に及ぼす影響はどんなものがあるのでしょうか?
影響の例としていくつか挙げていきます。
カルシウム不足となり、虫歯や骨粗しょう症(骨がもろくなってしまう病気)などになる。
甘いものを食べると虫歯になるというのはなんとなくわかると思います。
ではカルシウム不足になるとはどういうことなのでしょうか?
実は「砂糖」を分解するのに体内のミネラルが使われます。
そのミネラルで最も使われるものがカルシウムなのです。
砂糖にはカルシウムが含まれていないので、体内のカルシウムを使うことにより
カルシウム不足となり骨や歯がもろくなってしまうのです。

ビタミン不足により様々な病気になるおそれがある。
「砂糖」の分解にはミネラルだけではなくビタミンも使われます。
主にビタミンB1が必要であり、不足すると鬱などの精神疾患・疲労感・むくみ・めまい・
貧血・頭痛・記憶障害・ガン・生活習慣病・心疾患・呼吸器疾患など他にも様々な
症状を引き起こす可能性があります。

肥満のおそれ。
消化不足によって消化されないと身体に脂肪となって蓄積されるため、肥満に
なりやすくなります。
また消化不良によって胃や腸などにいる悪玉菌の栄養素となり、有害物質が
発生して臓器が炎症などを起こし、病気を引き起こしやすくなります。

低血糖症を引き起こすおそれがある。
砂糖は血中にとても速く取り込まれるため、血糖値が急激に上昇します。
すると人間の身体は血糖値を下げようとインスリンを分泌します。
そして血糖値が下がりすぎると、今度は血糖値を上げようとしてアドレナリンが
分泌されるのですが、このアドレナリンは興奮時に出るホルモンであり、
出すぎると思考力や集中力の低下を招き、短気で怒りっぽくなります。


このように様々な影響を及ぼす「砂糖」ですが、さらに恐ろしいことに中毒性があります。
よく甘いものには目がないという方や、スイーツ巡りをする方などがいます。
砂糖を摂取すると血糖が急激に増え、脳からセロトニンという快楽物質が出たり、
エンドルフィンなど脳内麻薬により脳の快感中枢が刺激されることにより幸せな気分に
なるため、甘いものをまた食べたい、もっと食べたいといった気持ちになるのです。

こうした中毒状態や、病気にならないためにも極力「砂糖」の摂取を控えることが大事なことです。
調理の際には野菜本来の甘みを引き出したり、砂糖の代用品としてはちみつなどを使用したり
して少し工夫してみるといいと思います。

消化不良の原因  ⑥白砂糖を使用した菓子類 ~お菓子の摂取に気を付けましょう~

今回はお菓子の話です。
お菓子には和菓子・洋菓子・スナック菓子など様々な種類があり、好きな人が多いと思います。

しかしお菓子は嗜好品であり、人間の身体に必要不可欠なものではありません。

お菓子にはほとんどのものに「砂糖」が使われており、
この「砂糖」が消化不良の原因となります。
砂糖は白砂糖が一般的に使われており、この白砂糖は人工的に
作られたものであり自然界には存在しない食品添加物です。

砂糖はサトウキビなどの原料から作られますが、問題はその
精製過程で様々な薬剤を使用して加工されるため、ビタミンや
ミネラルなどの栄養素も取り除かれてしまい、純粋な結晶と
                 なります。
                 人間の身体は自然界に存在しない物質の消化に時間も負担も
                 かかります。
                 そして消化しきれないと身体に蓄積され、肥満や病に侵されたりもします。


もう少し詳しく説明すると、砂糖は胃の働きを止めてしまう作用があります。
用語でいうと「糖反射」といい、本来胃は収縮などの蠕動運動を行うの
ですが糖分が入ってくると、活動が止まってしまいます。
この現象は数十分~1時間以上続き、角砂糖5分の1程度の量で起こります。
なので例えば、食事の前にお菓子を食べてしまったりすると糖反射が
起こり、消化活動が鈍くなり消化不良に陥るというわけです。
また料理の味付けに砂糖を使えば、これも胃の働きが悪くなります。


ただし、全く砂糖を摂らないということは現代の食事ではなかなか難しいことなので
極力使用を控えるようにすることが大事です。
過剰摂取を避けるためにも、料理の際には濃い味付けや市販の調味料の多用を
避けるように意識しましょう。
もちろんお菓子の過剰摂取にはくれぐれも気を付けましょう。

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