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ブログ 薬: 2018年3月

薬によるストレスにも注意。 ~薬剤性ストレスを防ぐには?~

前回、薬剤性ストレスの危険性について書かせて頂きましたが、
この「薬剤性ストレス」を防ぐためにはどのようにすればよい
のでしょうか?


答えは至ってシンプルに「薬を飲まない」ということです。



とはいえ、前回述べたように直接飲んでいなくても、知らない
うちに間接的に摂取してしまっているという場合もあるので、

残念ながら現代社会において薬剤性ストレスを完全に防ぐこと
はほぼ不可能といえます。


しかし、薬剤性ストレスによる病気にならないためも注意する
必要はあります。
そのため、薬を使用する際には十分考えて判断するということ
が重要
になってきます。


その薬の中でも気を付けて頂きたいものとして「解熱鎮痛剤」
を挙げます。
解熱鎮痛剤とは、風邪や頭痛といった症状のときに用いられる薬
であり、熱を下げる・痛みを和らげるといった効果がありますが、
交感神経を刺激するため、使用は必要最少限に留めることが
大事なことです。


なぜ、解熱鎮痛剤が注意しなければならないのかというのは、
市販薬として多くの種類があり、風邪や頭痛といった症状に
用いられるため、割と気軽に使用してしまいがちという点が
あるからです。




身体のことを考えるという意味で、
薬を何も考えずに使用するのではなく、
薬の知識やリスクについて知ったうえで

使用するということが大切なことです。





薬によるストレスにも注意。 ~薬剤性ストレスについて~

私たち人間の身体は「交感神経」と「副交感神経」という
2つの自律神経が交互に支配しており、その自律神経が
バランスよく働くことで身体の健康を維持しています。


そして、交感神経・副交感神経のどちらも過緊張により、
血流障害が引き起こり、低体温を招くことで病に侵され
やすい身体へとなっていく
という話を書いてきました。




今回は交感神経過剰になる原因の1つとして「薬」による
ストレスについて書いていきたいと思います。



一般的に薬は病気を治療したり、
緩和するためなどに使用され、
医療の分野において重要なもの
ではありますが、薬は私たちの
身体にとって負担のかかるもので
あり、ストレスになるのです。




日本は薬の使用が多い国として知られており、抗生物質の
使用が特に顕著とされています。

抗生物質は主に感染症などの治療薬として用いられていますが、
実は農薬や食品保存剤としても使われているため、薬を飲まない
方でも知らないうちに摂取してしまっているという場合があります。


抗生物質は交感神経を緊張させる薬であり、こうした摂取
により身体はストレスを受け、交感神経過剰の状態となって
しまい、様々な影響が生じてきます。


また意外なものとして肩こりや腰痛のときなどに使用する
「湿布」も交感神経も緊張させます。
湿布で病気?とお思いになるかもしれませんが、湿布を数十年と
長期間毎日使用していた結果、間質性肺炎という病気になって
しまったという事例があるようです。

間質性肺炎とは肺の中にある肺胞と肺胞の間の部分の組織が
繊維のように硬くなってしまう病気であり、肺が十分なガス
交換を行うことができなくなることで最悪の場合死に至ること
があります。



このように、薬による薬剤性ストレスは身近な問題として挙げる
ことができ、薬を使用する際には何でもかんでも安易に使用する
のではなく、必要最少限にとどめるということが大事なこと

言えます。



{関連記事はこちら}
[薬の長期的な使用は控えるわけとは?]
[薬を第一に考えないことについて]





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