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HOME > ブログ > アーカイブ > 血液: 2019年2月
ブログ 血液: 2019年2月
身体の調子は自律神経次第? ~自律神経のバランスが大事~
今回は「自律神経」について書いていきます。
まず初めに私たち人間は恒温動物ゆえ、常に体温調整を
行っています。
例えば、暑い日には身体は汗をかくことで気化熱を放出し、
体温が必要以上に上がらないようにします。
逆に寒い日には肌や血管を収縮させることで、できる限り
熱が外に出ることを防いでいます。
そんな体温コントロールを担っているものが、「自律神経」
なのです。
自律神経とは簡単に言うと、「無意識のうちに体内の様々な
機能の調整を行っている神経」のことを言います。
その自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分けられ、
この2つが交互にバランスよく働くことで、体内環境が保た
れているのです。
◎交感神経:働いているときや運動しているときなど、
身体が活動時のときに働きます。
◎副交感神経:睡眠やリラックス、食事のときなど、
身体が休息時のときに働きます。
先ほど説明したように自律神経は、心臓や血管など意識的
に動かすことのできない働きを調整して、血圧や血流など
を支配しています。
血液は全身を巡って、体温を維持するためのエネルギーを
もたらしています。
例えば、食事をすると消化・分解された栄養素が肝臓に
運ばれ、エネルギーに変換されて、血液がそのエネルギー
を全身の細胞に分配するのです。
他にも、運動による熱エネルギーの分配などがあります。
裏を返せば、何かしらの原因により血流が途絶えてしまうと、
血液が身体に十分供給されず、その結果体温が下がってしまう
というわけなのです。
そんな血流が途絶えてしまう原因の1つとして、
「交感神経の緊張」が挙げられます。
●具体例:睡眠不足でも仕事を続けているという状態。
通常、交感神経が働いた後は副交感神経が働き、
身体はバランスを保ちます。
しかし、上記の状態では副交感神経が働く余裕がないため、
身体は交感神経の緊張状態が続いてしまうのです。
交感神経は血管の収縮作用の働きをするので、
こうした緊張状態では血管が細くなります。
細い血管では流れる血液の量が少なくなるため、
全身の血液循環量が減ることで体温も下がってしまうのです。
すると、常に副交感神経を優位に働かせればよいのではないか?
という疑問が生まれます。
この問いの答えは「NO」です。
確かに副交感神経は血管の拡張作用の働きをするので、
血流が良くなります。
しかし、拡張作用が続くことで血管内の血液はスムーズに
流れなくなり、結果として血液の流れは悪くなってしまいます。
つまり先ほど説明した通り、
交感神経・副交感神経のどちらかに
極度に優位になってしまうことは、
身体のバランスが崩れてしまい、
低体温状態を引き起こし、様々な
病気を招いてしまいます。
しかし、反対に考えてみると交感神経・副交感神経のどちらに
偏ってしまっているのかが分かれば、その偏りを正すことにより、
病気の改善に繋がるというわけです。
{関連記事はこちら}
[自律神経と生活リズムの関係性とは?]
[交感神経過剰による低体温とは?]
[副交感神経過剰による低体温とは?]
まず初めに私たち人間は恒温動物ゆえ、常に体温調整を
行っています。
例えば、暑い日には身体は汗をかくことで気化熱を放出し、
体温が必要以上に上がらないようにします。
逆に寒い日には肌や血管を収縮させることで、できる限り
熱が外に出ることを防いでいます。
そんな体温コントロールを担っているものが、「自律神経」
なのです。
自律神経とは簡単に言うと、「無意識のうちに体内の様々な
機能の調整を行っている神経」のことを言います。
その自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分けられ、
この2つが交互にバランスよく働くことで、体内環境が保た
れているのです。
◎交感神経:働いているときや運動しているときなど、
身体が活動時のときに働きます。
◎副交感神経:睡眠やリラックス、食事のときなど、
身体が休息時のときに働きます。
先ほど説明したように自律神経は、心臓や血管など意識的
に動かすことのできない働きを調整して、血圧や血流など
を支配しています。
血液は全身を巡って、体温を維持するためのエネルギーを
もたらしています。
例えば、食事をすると消化・分解された栄養素が肝臓に
運ばれ、エネルギーに変換されて、血液がそのエネルギー
を全身の細胞に分配するのです。
他にも、運動による熱エネルギーの分配などがあります。
裏を返せば、何かしらの原因により血流が途絶えてしまうと、
血液が身体に十分供給されず、その結果体温が下がってしまう
というわけなのです。
そんな血流が途絶えてしまう原因の1つとして、
「交感神経の緊張」が挙げられます。
●具体例:睡眠不足でも仕事を続けているという状態。
通常、交感神経が働いた後は副交感神経が働き、
身体はバランスを保ちます。
しかし、上記の状態では副交感神経が働く余裕がないため、
身体は交感神経の緊張状態が続いてしまうのです。
交感神経は血管の収縮作用の働きをするので、
こうした緊張状態では血管が細くなります。
細い血管では流れる血液の量が少なくなるため、
全身の血液循環量が減ることで体温も下がってしまうのです。
すると、常に副交感神経を優位に働かせればよいのではないか?
という疑問が生まれます。
この問いの答えは「NO」です。
確かに副交感神経は血管の拡張作用の働きをするので、
血流が良くなります。
しかし、拡張作用が続くことで血管内の血液はスムーズに
流れなくなり、結果として血液の流れは悪くなってしまいます。
つまり先ほど説明した通り、
交感神経・副交感神経のどちらかに
極度に優位になってしまうことは、
身体のバランスが崩れてしまい、
低体温状態を引き起こし、様々な
病気を招いてしまいます。
しかし、反対に考えてみると交感神経・副交感神経のどちらに
偏ってしまっているのかが分かれば、その偏りを正すことにより、
病気の改善に繋がるというわけです。
{関連記事はこちら}
[自律神経と生活リズムの関係性とは?]
[交感神経過剰による低体温とは?]
[副交感神経過剰による低体温とは?]
(きばこ酵素風呂) 2019年2月18日 14:17
アレルギーは快適生活が原因かもしれない?
今回はアレルギーの原因について書いていきたいと思います。
アレルギーとは広義的な意味で「免疫反応が特定の抗原に対して
過剰に反応することで生体に対し、全体的または局所的な障害を
引き起こす」ことを言います。
そんなアレルギー疾患には、気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎、
アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎、食物アレルギーや
アナフィラキシーなど多様な症状があります。
これらの病気はもともとは子供に多かったのですが、近年では
大人になってから発症する方も多く、問題視されています。
こうしたアレルギー疾患は、身体の免疫システムが乱れてしまう
ことによって引き起こります。
さらに調べてみると、アレルギー疾患の方は白血球の種類の1つで
ある「リンパ球」が多いという傾向にあることがわかりました。
人間の血液には大きく赤血球・白血球・血小板の3つに分けられ、
さらに白血球はリンパ球・顆粒球・マクロファージに大きく分けられます。
そんなリンパ球は副交感神経が優位になると増えますが、増えすぎて
しまうとわずかな異物にも過敏に反応してしまうことでアレルギーを
起こすことになります。
副交感神経は基本的にリラックスしたときなどに優位になります。
そこで現代社会の生活環境を見てみると、エアコンなどで快適に温度管理
された生活や飽食というほどの豊かな食生活、バスや電車などの交通手段
の普及による生活といった生活環境が見えてきます。
確かにこれらの生活環境は我々の生活をより便利にしてくれますが、
副交感神経を優位に働かせ過ぎてしまい、交感神経とのバランスが
乱れてしまいます。
つまり、アレルギー疾患の方が年々増加の傾向にあるのは、こうした
快適生活がアレルギー疾患を助長させているのだと考えられます。
{関連記事はこちら}
[自律神経の働きについて]
アレルギーとは広義的な意味で「免疫反応が特定の抗原に対して
過剰に反応することで生体に対し、全体的または局所的な障害を
引き起こす」ことを言います。
そんなアレルギー疾患には、気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎、
アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎、食物アレルギーや
アナフィラキシーなど多様な症状があります。
これらの病気はもともとは子供に多かったのですが、近年では
大人になってから発症する方も多く、問題視されています。
こうしたアレルギー疾患は、身体の免疫システムが乱れてしまう
ことによって引き起こります。
さらに調べてみると、アレルギー疾患の方は白血球の種類の1つで
ある「リンパ球」が多いという傾向にあることがわかりました。
人間の血液には大きく赤血球・白血球・血小板の3つに分けられ、
さらに白血球はリンパ球・顆粒球・マクロファージに大きく分けられます。
そんなリンパ球は副交感神経が優位になると増えますが、増えすぎて
しまうとわずかな異物にも過敏に反応してしまうことでアレルギーを
起こすことになります。
副交感神経は基本的にリラックスしたときなどに優位になります。
そこで現代社会の生活環境を見てみると、エアコンなどで快適に温度管理
された生活や飽食というほどの豊かな食生活、バスや電車などの交通手段
の普及による生活といった生活環境が見えてきます。
確かにこれらの生活環境は我々の生活をより便利にしてくれますが、
副交感神経を優位に働かせ過ぎてしまい、交感神経とのバランスが
乱れてしまいます。
つまり、アレルギー疾患の方が年々増加の傾向にあるのは、こうした
快適生活がアレルギー疾患を助長させているのだと考えられます。
{関連記事はこちら}
[自律神経の働きについて]
(きばこ酵素風呂) 2019年2月 4日 17:02
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