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薬に頼るのは間違いである? ~薬は身体に毒~

今回は「薬」に関するテーマです。





「病気はお医者さんが治してくれるもの」、
と思っている人は少なくありません。
また、「薬を飲めば病気が治る」、
という考え方も同じです。


しかし、薬はあくまで苦痛を一時的に和らげる方法
に過ぎません。

そのことをしっかりと自覚する必要があります。



では、病気の予防はどうすればよいのでしょうか?

「正しい生活をするものに病なし」という言葉があります。

バランスの良い食事や十分な睡眠など、普段の生活習慣を
見直し、改善することで健康な身体になれます。

また、病気になっても身体の免疫機能により、自分で治したり、
軽度の症状で済んだりします。









{関連記事はこちら}
[薬に頼り過ぎる生活に注意]
[薬剤性ストレスとは?]
[薬が毒になる危険性とは?]
[対症療法では病気は治らない?]

更年期障害は血流障害? 

今回は「更年期障害」について少し書いていきます。





更年期障害の原因は女性ホルモンの1つであるエストロゲン
の急激な減少と言われています。


このエストロゲンは妊娠や出産といった女性としての働きを
コントロールしているだけではなく、身体全体の調整にも
関与しています。

エストロゲンが減ってしまうことで、ホルモンのバランスが
崩れてしまい、身体は交感神経優位の状態になり、血液循環
の悪化から血流障害が引き起こります。







また、更年期障害は心理的
ストレスによる影響も大きい
ため、
一種のストレス性疾患
とも考えられています。





更年期と呼ばれる時期は子供の独立や親の介護、職場環境の変化
など様々なストレスを抱え込みがちになるため、ストレスと上手く
付き合うことが大切なことです。

ストレスは自律神経のバランスを乱し、身体に冷えを招くことで
様々な不調を引き起こします。


そのため、ストレスによる身体の冷えから身を守ること対策の
1つになります。


また、症状改善のためにストレスの軽減に努めることも大事なことです。




ちなみに更年期障害と聞くと、女性特有の症状に思われがちですが、
性ホルモンは男性でも女性でも加齢により低下するため、男性にも
起こりえます。


また最近では、30代~40代でも女性ホルモンの乱れにより不調が
生じる、「若年性更年期障害」と呼ばれるものもあります。

主な原因としてストレスや生活習慣の乱れなどが考えられているので、
日々のストレス解消や規則正しい生活などを心掛けることが大切です。





{関連記事はこちら}
[病気の始まりはストレスから?]
[交感神経過剰による低体温とは?]
[ストレスとの付き合い方について]


花粉症を治すには、薬を止めること? 

今回は、毎年多くの方が
大変な思いをする「花粉症」
について少し書いていきたい
と思います。





花粉症とはアレルギー疾患の1つであり、スギやヒノキ、
ブタクサなどの植物の花粉が鼻や目などの粘膜に接触する
ことにより、くしゃみや鼻水、鼻詰まりや目のかゆみなど
の症状が引き起こされます。


原因となる花粉の飛ぶ季節にだけ症状が出ることから、
季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。


また、アレルギー性鼻炎はその原因物質の種類により、
「季節性アレルギー性鼻炎」と「通年性アレルギー性鼻炎」
の2種類に分けられます。

●季節性アレルギー性鼻炎の主な原因物質は、
様々な植物の花粉です。
●通年性アレルギー性鼻炎の主な原因物質は、
ダニやハウスダスト、ペットの毛などがあります。




そんな花粉症でくしゃみや鼻水があまりにもひどい場合
には、抗ヒスタミン薬やステロイドの点鼻薬などで症状
を抑えるということが主な治療法として行われています。



ところが、その薬が花粉症を悪化させてしまう可能性があるのです。

通常、体内に花粉が入ると身体はくしゃみや鼻水を出すと
いった症状によって、花粉を排除しようとします。

しかし、薬によりその症状を止めてしまうと、花粉自体は
そのまま身体の中にいるため、それを排除しようと体内の
リンパ球が増えてきます。
リンパ球が増えすぎてしまうと、少しの刺激に対しても
過剰に反応してしまい、その結果として花粉症が悪化して
しまうというわけなのです。

薬はあくまで症状を抑えるだけという点から根本的な改善
には繋がらず、「対症療法」と言えます。

そのため、花粉症の薬を止めるということが本当の意味での
症状改善のスタート
なのではないかと考えられるのです。



また、花粉症の症状改善は「生活習慣」が大きく関わっています。

生活習慣が乱れている方は自律神経のバランスが崩れてしまい、
その結果として身体の免疫機能などが低下してしまいます。


そのため、規則正しい食事や睡眠、適度な運動などを心掛けましょう。
そして身体を温めて体温を上げ、免疫力を高める意識を持つこと
も大事なことです。







{関連記事はこちら}
[生活リズムと自律神経の関係について]
[睡眠の重要性について]
[薬剤性ストレスとは?]






発熱は身体のメンテナンスを行っている? ~熱が出る意味とは?~

今回は「発熱」について書いていきたいと思います。





発熱は多くの方が経験した
ことのあるものであり、
風邪やインフルエンザなど
にかかったりすることで
場合によっては40℃近い
                                                       高熱が出ます。

高熱が出ると、身体の倦怠感や節々の痛みなどが現れ、
とても辛く感じます。

多くの方は熱が出た場合、解熱剤などで熱を下げよう
としますが、そうした方法ではかえって病気は治り
にくくなってしまうのです。







では、薬を飲むことで
病気が治りにくくなる
とは一体どういうこと
なのでしょうか?




本題の前に、「身体の免疫機能」について少し
思い出してみて下さい。

私たちの身体をウイルスや細菌から守る免疫に関わる
ものとして「白血球」があります。
その白血球の分類として、リンパ球・顆粒球・マクロファージ
などがあります。


これらは自律神経の働きによって割合が多少変化します。

ごく簡単に説明すると、リンパ球は副交感神経の支配を受け、
顆粒球は交感神経の支配を受けています。


交感神経が優位にあるときは、細菌などが身体に侵入
しやすいので顆粒球を増やし、その侵入に備えています。

副交感神経が優位にあるときは、消化や代謝の過程で身体に
不都合な物質を処理するために、リンパ球を増やしています。



交感神経優位の状態が続くと、リンパ球の割合が減り、
身体は低体温になってしまいます。


低体温の状態は身体の免疫力が低下してしまうので、
体温を上昇させることが重要になってきます。

そして体温が高くなれば、リンパ球の数が増えて
免疫力も高まってきます。



つまり、風邪などの状態はリンパ球が減って、免疫力が低下
しているため、身体は体温を上げてリンパ球を増やし、病原体
と戦おうとするというのが「発熱」のメカニズムなのです。


病気のとき、身体はアンバランスな状態になっているため、
そのバランスを取り戻そうとします。

そのため「発熱」はバランスを崩した体内をメンテナンス
している
ものと考えることができます。




話を本題に戻します。

身体は発熱することで風邪の細菌やウイルスを退治しよう
としているため、わざわざ薬によって解熱してしまっては
かえって治りが悪くなってしまうというわけなのです。


そのため多少の熱では薬は使用せずに、身体を十分に休めて、
発熱でリンパ球を増やして免疫機能によって、自然に治すと
いうことがベストの治療法
と考えられます。








身体の調子は自律神経次第? ~自律神経のバランスが大事~

今回は「自律神経」について書いていきます。




まず初めに私たち人間は恒温動物ゆえ、常に体温調整を
行っています。

例えば、暑い日には身体は汗をかくことで気化熱を放出し、
体温が必要以上に上がらないようにします。
逆に寒い日には肌や血管を収縮させることで、できる限り
熱が外に出ることを防いでいます。

そんな体温コントロールを担っているものが、「自律神経」
なのです。



自律神経とは簡単に言うと、「無意識のうちに体内の様々な
機能の調整を行っている神経」
のことを言います。

その自律神経は「交感神経」「副交感神経」に分けられ、
この2つが交互にバランスよく働くことで、体内環境が保た
れているのです。


◎交感神経:働いているときや運動しているときなど、
      身体が活動時のときに働きます。

◎副交感神経:睡眠やリラックス、食事のときなど、
       身体が休息時のときに働きます。




先ほど説明したように自律神経は、心臓や血管など意識的
に動かすことのできない働きを調整して、血圧や血流など
を支配しています。

血液は全身を巡って、体温を維持するためのエネルギーを
もたらしています。


例えば、食事をすると消化・分解された栄養素が肝臓に
運ばれ、エネルギーに変換されて、血液がそのエネルギー
を全身の細胞に分配するのです。
他にも、運動による熱エネルギーの分配などがあります。



裏を返せば、何かしらの原因により血流が途絶えてしまうと、
血液が身体に十分供給されず、その結果体温が下がってしまう
というわけなのです。


そんな血流が途絶えてしまう原因の1つとして、
「交感神経の緊張」
が挙げられます。

●具体例:睡眠不足でも仕事を続けているという状態。

通常、交感神経が働いた後は副交感神経が働き、
身体はバランスを保ちます。
しかし、上記の状態では副交感神経が働く余裕がないため、
身体は交感神経の緊張状態が続いてしまうのです。

交感神経は血管の収縮作用の働きをするので、
こうした緊張状態では血管が細くなります。
細い血管では流れる血液の量が少なくなるため、
全身の血液循環量が減ることで体温も下がってしまうのです。



すると、常に副交感神経を優位に働かせればよいのではないか?
という疑問が生まれます。

この問いの答えは「NO」です。

確かに副交感神経は血管の拡張作用の働きをするので、
血流が良くなります。
しかし、拡張作用が続くことで血管内の血液はスムーズに
流れなくなり、結果として血液の流れは悪くなってしまいます。



つまり先ほど説明した通り、
交感神経・副交感神経のどちらかに
極度に優位になってしまうことは、
身体のバランスが崩れてしまい、

低体温状態を引き起こし、様々な
病気を招いてしまいます。



しかし、反対に考えてみると交感神経・副交感神経のどちらに
偏ってしまっているのかが分かれば、その偏りを正すことにより、
病気の改善に繋がるというわけです。










{関連記事はこちら}
[自律神経と生活リズムの関係性とは?]
[交感神経過剰による低体温とは?]
[副交感神経過剰による低体温とは?]




冷え性は病気ではない? ~冷えを軽視しないこと~

今回は現代人の病気とも言われている「冷え性」に
ついて書いていきたいと思います。





「冷え性」はいまや女性だけでなく、男性も感じている
方が多くいらっしゃる大きな問題の1つです。


ある調査結果によると、「夏でも冷え性を感じますか?」
という質問に対して、実に女性の約半数の方が「感じる」
と答えたそうです。
特に20~30歳代の方は6~7割の方が冷えを感じている
のが現状です。



「冷える」ことは、言い方を変えると「身体の深部の体温を
下げないための防御反応」
と言えるでしょう。

私たち人間は冷気に触れる環境下では、身体の表面の血管を
収縮させて、毛穴も閉じることで、身体の放熱をできる限り
抑えて、深部の体温を維持しているのです。

こうした身体の反応がいわゆる「冷え性」として感じるのです。


このような身体の調整は自律神経が行っていますが、常に強い
冷気にされされてしまっていると、自律神経が過敏に反応する
ようになり、少しの寒さでも強い冷えを感じるようになって
しまいます。





そんな「冷え」は身体に良くないということは多くの方が
知っています。

しかし、冷えに悩んで病院に行っても、その悩みはまず解決
されないことがほとんどです。

なぜなら、現代医療の考え方は冷えを病気として見ていない
からなのです。

現代医療は西洋医学を基本とする考え方であり、「冷え」に
対してあまり重要視されていないことが現状です。


一方、東洋医学の考え方は「冷え」は健康を損ねる可能性のある
重要な症状として注目しています。


東洋医学の考え方を簡単に説明すると、身体が冷えることで病気
になり、身体を温めることで病気は改善されて、その結果として
健康を維持できる
という考え方です。




「冷えは万病の元」とも
言われているぐらいに、
身体に深刻な影響を与え
かねません。


「冷え」を決して軽く考えずに、できる限り身体を冷やさない・
常に身体を温める
ということが大事なことです。


アレルギーは快適生活が原因かもしれない? 

今回はアレルギーの原因について書いていきたいと思います。





アレルギーとは広義的な意味で「免疫反応が特定の抗原に対して
過剰に反応することで生体に対し、全体的または局所的な障害を
引き起こす」
ことを言います。



そんなアレルギー疾患には、気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎、
アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎、食物アレルギーや
アナフィラキシーなど多様な症状があります。

これらの病気はもともとは子供に多かったのですが、近年では
大人になってから発症する方も多く、問題視されています。




こうしたアレルギー疾患は、身体の免疫システムが乱れてしまう
ことによって引き起こります。

さらに調べてみると、アレルギー疾患の方は白血球の種類の1つで
ある「リンパ球」が多いという傾向にあることがわかりました。

人間の血液には大きく赤血球・白血球・血小板の3つに分けられ、
さらに白血球はリンパ球・顆粒球・マクロファージに大きく分けられます。

そんなリンパ球は副交感神経が優位になると増えますが、増えすぎて
しまうとわずかな異物にも過敏に反応してしまうことでアレルギーを
起こすことになります。



副交感神経は基本的にリラックスしたときなどに優位になります。

そこで現代社会の生活環境を見てみると、エアコンなどで快適に温度管理
された生活や飽食というほどの豊かな食生活、バスや電車などの交通手段
の普及による生活といった生活環境が見えてきます。

確かにこれらの生活環境は我々の生活をより便利にしてくれますが、
副交感神経を優位に働かせ過ぎてしまい、交感神経とのバランスが
乱れてしまいます。

つまり、アレルギー疾患の方が年々増加の傾向にあるのは、こうした
快適生活がアレルギー疾患を助長させている
のだと考えられます。






{関連記事はこちら}
[自律神経の働きについて]

お風呂に入っていられない人は免疫力が低い? ~ポイントは体温~

突然ですが、皆さんは湯船にどのぐらい入っていますか?

ゆっくり入っている方もいれば、ほんのわずかな時間しか
入っていない方など、人様々かと思われます。




今回はその中で、湯船にゆっくり入らない「カラスの行水」
というタイプの方に注目していきます。

このタイプの方全てとは言いませんが、湯船に入らない理由
としてお湯に入ることが心地よくないこと
が考えられます。

なぜなら、お湯がとても熱く感じてしまい、とても長い時間
は入っていられないため、さっさと出てしまうのです。




では、同じお湯で体感が異なるのはなぜなのでしょうか?

そのポイントは「体温」にあります。

健康な方の体温が37.0℃前後に対して、低体温の方は36.0℃以下
と言われています。

つまり、同じお湯でも体温の違いにより、健康な方は心地よく感じ、
低体温の方はより熱く感じてしまうのです。

身体を温めて、副交感神経を刺激することで心身がリラックス状態
になるためには、湯船に入った時に「気持ちがいい」と感じること
が大切なことです。



その心地よさの温度は諸説ありますが、「体温+4℃」が最も快適
に感じるとされています。

その理由としては、一般的にお風呂の温度は40~42℃ぐらいが
適温とされることにあります。

これは先ほど述べた、健康な方の体温をベースとして考えると
適温温度とほぼ合致します。

しかし、低体温の方をベースとして考えると40℃以下が適温と
なるため、40~42℃のお風呂はとても熱く感じてしまうのです。




そんな、低体温の方は自分が低体温であるという自覚がない人
が多い傾向にあります。

体温と身体の免疫力は密接な関係にあるため、自覚がないことで
低体温の状態のままでいることにより、身体のバランスが崩れ、
免疫力が低下していきます。


そのため、病や身体の不調が引き起こるおそれが健康な方に
比べて、高くなります。


そうした低体温は、生活習慣などが大きな要因となっている
ことから、お風呂に入ってられないという人は一度、普段の
生活習慣を見直してみることを心掛けてみて下さい。






{関連記事はこちら}
[低体温は危険な状態?]
[低体温になる原因とは?]
[低体温は負のスパイラル?]
[健康のためには体温を上げること?]






健康とストレスについて。 ~ストレスとの付き合い方~

今回は「ストレス」について書いていきます。




現代社会において、健康とストレスは密接な関係にあります。

そんな世の中で、ストレスのない方は1人としていないでしょう。

ストレスはないという方でも自覚がないだけで、身体はしっかり
とストレスを受けています。

そして、ストレスは赤ちゃんからお年寄りの方までどんな方にも
あるのです。


そうしたことから、健康のためには「ストレスとの付き合い方」
が重要なこと
と言えます。




身体の不調や病は、
心理的な要因が
大きく関わってきます。




例えば胃炎や胃潰瘍などの病は、精神的なストレスが原因で
発症のおそれがあり、症状の進行にも影響があります。


また焦りや不安などの悪感情は、交感神経を刺激して緊張を促し、
副交感神経を委縮させるため、胃腸の働きが低下します。


さらにストレスは体内酵素の無駄使いにも繋がります。
それは身体全体に悪影響を及ぼす結果となるでしょう。




では、ストレスとはどのように向き合っていけばよいのでしょうか?

様々な方法があると思いますが、今回は手軽に行える方法を紹介します。



それは「笑うこと」です。





笑う方法は何でも構いません。
テレビや雑誌、雑談など、それぞれ好きなことで「笑うこと」を
意識してみて下さい。

現代社会では多忙な日々に追われて、意外と笑うことができていない
という方も多いと思います。


笑うことは副交感神経を刺激し、免疫力を高める効果があります。
ある実験によると、笑うことにより免疫細胞の1つでガンを退治する
NK(ナチュラルキラー)細胞が活性化することが確認されています。


そうした意味で、「笑うこと」はストレスに対して大きな効果を
発揮するのです。


そして、悩みや不安などは1人では解決できないことも少なくなく、
その気持ちを溜めこんでしまうことで身体は大きなストレスを
受けてしまうこともよくあることです。

そんなときは1人で溜めこまずに信頼できる方などに相談するという
ことも大事なことです。
相談しにくい内容であれば、第三者にカウンセリング相談するという
のも良いかもしれません。




ストレスとうまく付き合えるようになれば、結果として病にかかり
にくい健康な身体の維持に繋がる
ため、まずは「笑うこと」から
はじめてみてはいかがでしょうか?





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[病には笑いや感謝の気持ちが大事な理由とは?]
[自律神経の働きについて]
[病気の始まりはストレスから?]

薬が「毒」になる危険性とは? ~薬に頼りきりにならないこと~

今回は「薬」についての話です。




薬は疾病の治療や予防などに用いられ、ほとんどの方が使用した
経験があると思います。



しかし、「薬」は自然界には
ない化学物質を使ったもの

大半を占めており、長期間の
慢性的な服用は私たちの身体

にとっては「毒」となる危険性
が高くなります。




例えば、鎮痛剤は急性の痛みに対して効果がありますが、
この効果は一時的なものです。
そのため、慢性的な痛みに対しては鎮痛剤を続けて使用
していく必要があります。
しかし、鎮痛剤に頼り続けることで身体は別の不調を
引き起こすおそれがあります。


また、薬は病気の症状を抑える「対症療法」に有効ですが、
病気の根本的な原因は治すことができません。



例えば、高血圧症の治療に血圧のコントロールとして降圧剤
を服用します。
降圧剤の効果で症状は一時的には治まりますが、降圧剤は
飲み続けていくことになります。
なぜなら、その症状に対しての根本的な原因が治っていない
からです。
そのため、この治療は極端に言うと、生涯薬を飲み続けると
いうことになります。



このように本来、「病気を治したい」という思いで長期間に
わたって薬を服用してしまうことが、逆に身体に様々な
悪影響を引き起こしてしまうという、本末転倒な結果を
招いてしまうのです。


そのため、「薬」に頼りすぎることは極めて危険なこと
と言えます。

薬には、何かしらのリスクが伴います。
そのことを忘れずに使用することが大事なことです。





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[病の原因について考えること]
[薬の長期的な使用を控えるわけとは?]
[薬剤性ストレスについて]
[睡眠薬が睡眠障害を引き起こす?]



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