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ブログ 食品の裏側: 2023年4月
食品添加物と上手に付き合う5つのポイント 〜①「裏」の表示をよく見て買う〜
スーパーなどで食品を買うとき、どれほどの人が「裏」の表示を見ているでしょうか?
値段と外見、賞味期限を見るぐらいで、簡単にカゴに放り込んではいないでしょうか?
食品を買うときには、必ずひっくり返して「裏」を見る習慣をつけてほしいと思います。
そして、「台所にないもの=食品添加物」という公式を頭の片隅に置きながら、なるべく「台所にないもの」が少ない食品を買うことです。
台所にないカタカナがぞろぞろ書いてあるようなものは避けましょう。
もちろん、「台所にないもの」が全く入っていない食品を探すのはなかなか困難です。
ゼロにするのは無理ですが、「台所にないもの」の数が少ない食品をなるべく選ぶというのなら出来るはずです。
例えば、野菜の水煮パック。
原材料表示のところに野菜の名前だけしか書いていないものもあれば、「漂白剤」「pH調整剤」「酸化防止剤」といった添加物を使っているものもあります。
「裏」を見て買うのと見ないで買うのとでは大違いです。
「裏」の表示を見比べて、出来るだけ「台所にないもの」が少ない方を選ぶ。
こうすれば、添加物1つ1つの毒性の知識が無くても、おのずと安全性の高い食品を選ぶことが出来るのです。
<参考文献>
食品の裏側 〜みんな大好きな食品添加物〜
(東洋経済新報社・2005)
著者:安倍司
(きばこ酵素風呂) 2023年4月24日 17:41
食品添加物と上手に付き合う5つのポイント
今回は「食品添加物と上手に付き合う5つのポイント」というテーマです。
これまで、食品添加物に対する様々な話をお伝えしてきました。
では、食品添加物と上手に付き合うために、今私たちができること、するべきことは何なのでしょう?
次の5つのポイントを挙げていきます。
①「裏」の表示をよく見て買う
②加工度の低いものを選ぶ
③「知って」食べる
④安いものだけに飛びつかない
⑤「素朴な疑問」を持つこと
これらのポイントについての内容は、次回から書いていきます。
<参考文献>
食品の裏側 〜みんな大好きな食品添加物〜
(東洋経済新報社・2005)
著者:安倍司
(きばこ酵素風呂) 2023年4月17日 17:41
食品添加物とは台所にないもの
食品添加物とは何か?
科学者であれば、「食品の製造の過程において、または加工もしくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するものをいい、その役割は…」などと説明を始めるところかもしれません。
しかし、そんな複雑に考えずに、「食品添加物とは台所にないもの」という極めてシンプルに考えると誰にとってもわかりやすいのではないでしょうか。
台所には様々な調味料があります。
まず、「醤油」・「味噌」・「砂糖」・「塩」・「酢」などの基本調味料はあるでしょう。
「化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)」はあるかも知れませんが、その他に添加物らしきものを探すと、「重曹」や「ベーキングパウダー」ぐらいのもの。
漬物を漬ける人ならば、たくあんに色を付ける「クチナシ」もあるかもしれません。
でも、家庭で漬物を漬けるときに保存料の「ソルビン酸」を使う人はまずいないでしょう。
「安息香酸」も「キサンタンガム」もない。
「コチニール」も「亜硝酸ナトリウム」も「ポリリン酸」もない。
つまり、台所にないもの、およそ想像がつかないもの、それが食品添加物なのです。
<参考文献>
食品の裏側 〜みんな大好きな食品添加物〜
(東洋経済新報社・2005)
著者:安倍司
(きばこ酵素風呂) 2023年4月10日 12:01
食品添加物は敵か?
今回は「食品添加物は敵か?」というテーマです。
私たちは、実は遥か昔から「添加物」と付き合っているのです。
例えば、日本が世界に誇る健康食である「豆腐」。
豆腐は大豆を搾った豆乳を「にがり(塩化マグネシウム)」で固めて作りますが、この「にがり」は添加物そのものです。
しかし、添加物はダメだからといって「にがり」を使わないのなら、豆腐も食べられずに豆乳を飲むだけになってしまいます。
また、日本人には古来より結婚式で来客に「紅白まんじゅう」を配る習慣がありますが、この紅白まんじゅうの赤の方は「食紅」で染められています。
食紅を使いたくないというなら、紅白まんじゅうも食べられなかったわけです。
それ以外にも、まんじゅうのふくらし粉として使われる「重曹」も添加物です。
こんにゃくを固めるための「水酸化カルシウム」もそう。
つまり、添加物がダメだというのなら私たちは「まんじゅう」も「こんにゃく」も食べられないのです。
食品添加物と聞くとデメリットの方がよく思い浮かびますが、メリットもあるのです。
商品の「安さ」・「手軽さ」・「便利さ」といったメリットや、今紹介した豆腐や紅白まんじゅうを食べられるのも、添加物のおかげなのです。
そうしたメリットや恩恵については知らん振りをしておいて、「あれが悪い」・「これが危険」・「食べてはいけない」・「買ってはいけない」、そう脅しても何の意味もないのです。
添加物を単純に目の敵にして、拒否するのではなく、どう付き合い、どう向かい合うのか。
それこそが大切なのです。
<参考文献>
食品の裏側 〜みんな大好きな食品添加物〜
(東洋経済新報社・2005)
著者:安倍司
(きばこ酵素風呂) 2023年4月 3日 20:37
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