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ブログ 医者が患者に教えない病気の真実: 2024年7月

カレーの「クルクミン」が大腸ガンの芽を減らす

今回は「カレーのクルクミンが大腸ガンの芽を減らす」というテーマです。

 
 

ガン予防研究分野で、特に注目されている「クルクミン」(カレーの黄色成分)について紹介します。

 

米国のテキサス州立大学MDアンダーソンガンセンターなどによって、「クルクミン」の分子レベルでの研究が行われています。

たかが「クルクミン」とお思いかもしれませんが、クルクミンのガン予防効果を示す科学的データがたくさん出ているのです。

 

「クルクミン」は認知症にも良い影響を与えますが、大腸ガンにもいい効果があるということが示唆されています。

なので、カレーを食べることでアンチエイジングです。

 

大腸ガンは突然できるものではありません。

まず、大腸ガンの芽である「ACF(Aberrant Crypt Foci:異常腺窩巣)が出来て、さらに大腸ポリープが作られ、大腸ガンに至ります。

 

つまり、「ACF」は大腸ポリープよりも早い時期に作られ、大腸内で最も早期に発見される前ガン病変(ガン化の可能性のある変化)の1つです。

 

マウス実験では、0.2%あるいは2%の用量の「クルクミン」が「ACF」の生成を有意に低下させることが報告されました。

他にも、抗酸化ビタミンの内服で大腸ポリープの再発が39%抑えられたという報告がされています。
 

<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実(幻冬舎・2013)
著者:江田証

【 きばこより一言 】
酵素風呂の定期入酵をする事で
身体全体の細胞の活性化や、肌質の再生が行われ
大量の汗がむくみを取りますので、見た目のアンチエイジングが進み
さらに発酵熱は、体内の血流を変化させますので
体内外共にアンチエイジング効果が期待できます!

科学的根拠のあるボケ防止食

今回は「科学的根拠のあるボケ防止食」というテーマです。
 

まず知っておきたいことは、脳の中に「アミロイド・ベータタンパク質」が蓄積し、これによってアミロイド斑が大量に蓄積して認知症を引き起こします。
 
問題はこれをどう予防するのか?
医学的な根拠(evidence)に裏付けられた、アミロイド斑を減少させる食べ物を紹介していきます。
 
<アミロイド斑を減少させる食品>
①魚に含まれる「DHA」(不飽和脂肪酸:ドコサヘキサエン酸)
→DHAは認知症の予防に加えて、既に蓄積してしまったアミロイド斑を減少させる効果があることが動物実験で確かめられています。
 
②ウコンやカレーに含まれる「クルクミン」
→カレーをよく食べるインド人に認知症が少ないと言われてます。
 
③緑茶カテキンの主成分である「エピガロカテキンガレート」
→これがアルツハイマー病モデルマウスに対する認知症予防効果があることは有名です。
 
④リンゴポリフェノールの主成分「プロシニアジン」
→アミロイド・ベータタンパク質が固まりを作るのを予防し、神経細胞の毒性を抑えることが千葉大学、順天堂大学の研究で明らかになっています。
1日1個、リンゴを習慣的に食べることで認知症と戦うことが出来ます。
 
⑤ブドウの皮、赤ワインに含まれる「レスベラトロール」
→レスベラトロールがアミロイド・ベータタンパク質の分解を促進する強い効果を持ちます。
 
「ビタミンC」
→ビタミンCがアルツハイマー病モデルマウスの脳内アミロイド・ベータタンパク質オリゴマーを減少させ、認知機能障害を軽減するという論文があります。
 
「地中海食」
→オリーブオイル、果物、野菜、豆類、穀物、魚を多く摂取し、アルコールは少量、肉類と乳製品はほんの少し摂取するというのが地中海食です。
最も地中海食に近い食事を摂っている人の群と、地中海食から遠い食事を摂っている人の群を比べると、前者の群の方が68%も認知症の発症リスクが少ないことが報告されています。
 
「野菜ジュース」
→週3回以上野菜ジュースもしくは果物ジュースを飲む人は、週1回の人と比べて、認知症の発症リスクが76%低下していることが報告されています。

<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実(幻冬舎・2013)
著者:江田証

【 きばこより一言 】
さらに酵素風呂入酵により体内に酵素を取り入れ
自然発酵熱で血流を良くしておくことで
食べた物の消化と吸収が良くなりますので
さらなる効果的な結果が期待できます。


夏バテに効果のある食材

今回は「夏バテに効果のある食材」というテーマです。

 
 

前回、大根おろしが夏バテに効果的である食材ということをお話ししました。

今回は、その他にも夏バテに効果のある食材について、書いていきたいと思います。

ネギ・タマネギ・ニンニク・唐辛子・生姜・マスタード・ワサビ・胡椒・各種ハーブなどがあり、これらの食材で味付けをすると減塩効果もあるので、高血圧や心臓病の人にはなおいいでしょう。

 

肉類なら「鶏のささみです。

胃に滞在する時間が最も短く、胃の消化運動が少ない良質なタンパク質であり、病院の術後食にも使用されています。

逆に胃に長く滞在して、消化に時間がかかる上、胃が活発に働かねばならないのが脂肪です。

 

海藻類では、ワカメやコンブなどを摂りましょう。

ぬめりの成分である「フコイダン」は胃潰瘍などを引き起こすピロリ菌が、胃粘膜に付着するのを防ぎます。

胃炎を軽減するほか、免疫力活性化作用も期待されています。

 

また、イカやタコ、マグロやホタテなどに含まれる「タウリン」は胃の中に出来やすい発ガン物質である「モノクロアミン」を解毒し、胃炎を軽減します。

「タウリン」の効果は「ビタミンC」を加えると持続するので、レモン汁をかけると効果大です。

 

野菜で摂りたいのは、オクラやモロヘイヤなどです。

ネバネバの成分である「ムチン」は胃粘膜をサポートしてくれます。

 

 

他にも夏バテの原因は、自律神経の乱れの影響も大きいことがわかっています。

そのため、食事だけでなく、生活改善も心掛けたいところです。

特に、長時間のエアコンの使用は体温調節機能を乱すもととなり、自律神経を乱し、胃の働きを障害します。


<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実(幻冬舎・2013)
著者:江田証

【 きばこより一言 】
今年の夏も酷暑が予想されます。
エアコンなどは適宜使用し、身体を冷やし過ぎない様に注意しましょう。
「冷え」は万病の元と言われます。
冷えには「酵素風呂」がよく効きます。
身体を冷やしがちな、夏こそ酵素風呂に入酵しましょう。

{関連記事はこちら}
[自律神経のバランスが崩れると?]

大根おろしの酵素が夏バテから胃を守る

今回は「大根おろしの酵素が夏バテから胃を守る」というテーマです。
 
 
日本の夏は高温多湿でつらいものです。
この時期になると、胃が食べ物を受け付けなくなる人が多くなります。
 
そんな、夏の食欲不振におすすめしたいのは「大根おろし」です。
夏大根の辛味はスパイスの働きをして、食欲を増します。
また、胃の血流量を増やし、胃腸を刺激することで蠕動運動を活性化する作用があります。
 
大根は「ジアスターゼ」というデンプン分解酵素や、「プロテアーゼ」というタンパク分解酵素などを豊富に含んでおり、疲れた胃の消化を助けてくれます。
 
これらの酵素は熱に弱いため、生で食べることがポイントです。
また、細かくすりおろして食べることで酵素の働きが増します。
なので、天ぷらなど油分が多い食事には大根おろしが添えられているのです。


<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実(幻冬舎・2013)
著者:江田証

【 きばこより一言 】
上記の通り、酵素の摂取は「生」で食べる事が大切です。
果物や生野菜、豆腐や納豆などの発酵食品など、酵素が含まれた食品を積極的に摂取していきましょう。
そして、酵素風呂入酵で大量の汗をかく事で、良い汗に変え
限りなく水に近い汗にしておくのも夏バテ防止となり
極暑の夏の熱中症予防には最適です!

{関連記事はこちら}
[すりおろしによる酵素の活性化について]

キャベツや緑茶がガンを抑制する?

今回は「キャベツや緑茶がガンを抑制する?」というテーマです。

 
 

米国国立ガン研究所では1990年に「デザイナーフーズ・ピラミッド」という概念を発表しました。

これは、ガンを予防し、健康に良い成分を含んだ機能性食品を3ランクに分け、ピラミッドの上に行くほどガンや生活習慣病予防に効果的とするものです。

 

●効果高の食品:ニンニク、キャベツ、カンゾウ、大豆、生姜、ニンジン、セロリ等(セリ科植物)

 

●効果中の食品:タマネギ、お茶、ターメリック、玄米、亜麻、全粒小麦、オレンジ・レモン・グレープフルーツ(柑橘類)、トマト・ナス・ピーマン(ナス科)、ブロッコリー・カリフラワー・芽キャベツ(アブラナ科)

 

●効果低の食品:メロン、バジル、タラゴン、カラス麦、ハッカ、オレガノ、きゅうり、タイム、あさつき、ローズマリー、セージ、じゃがいも、大麦、ベリー

 

<デザイナーフーズ・ピラミッド参考ポイント>

①キャベツはニンニクに次いで、高機能成分を特に多く含んだ野菜です。

 ガンを抑える他、キャベツに含まれるビタミンUは胃酸を抑えて、胃炎を軽減してくれる効果があります。

 

②緑茶に含まれるカテキンなどのポリフェノール群は、ガン抑制効果が高いことで有名です。

 カテキンにはピロリ菌を抑える働きもあり、胃炎の改善にも効果を示します。

 

③オレンジ、レモン、グレープフルーツなどの柑橘類やトマト、ナス、ピーマンなどのナス科の野菜も毎日摂りたいところです。

 

④デザイナーフーズ・ピラミッドに記載はありませんが、ヨーグルトを毎日3週間以上食べ続け、腸内細菌を整えることで、インフルエンザウイルスに対する抵抗力や免疫力が高まることが証明されています。



 <参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実(幻冬舎・2013)
著者:江田証
 

【 きばこより一言 】
上記の食品に加え、生の食材や発酵食品などを積極的に摂ることで酵素を体内に補給し、酵素の満ち足りた生活を。

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