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HOME > ブログ > 47の心得 > 心得24 医者たちの「ガン詐欺」に注意。 ~なぜ、治療が効いたように思うのか?~
ブログ
< 心得23 1センチ未満の動脈瘤、年間破裂率は0.05% ~医者の「まずまず」は車椅子や寝たきり状態のこと?~ | 一覧へ戻る | きばこ店内がクリスマスバージョンに装飾中&オーナメント追加! >
心得24 医者たちの「ガン詐欺」に注意。 ~なぜ、治療が効いたように思うのか?~
というテーマです。
その理由を3つ挙げます。
①顕微鏡で調べてもガンの誤診率は非常に高く、
海外では「良性腫瘍」とされるのを日本では「ガン」
と呼んでいるものも多いということが挙げられます。
また、無症状で見つかるものは、ほぼ大きくならない
「潜在ガン」や転移しない「ガンもどき」で、よく自然
に消えるものが多いのですが、医者は「ガンが消えた」
と奇跡が起きたように言います。
②放射線や抗ガン剤も使っていることが多く、
そもそも何が効いたのかわからないということが
挙げられます。
患者さんの体験談には、
「この方法で体調が良くなったから有効」というのもよく
ありますが、これは「プラセボ(偽薬)効果」が疑われます。
とある実験では、医者から自信ありげに「効きますよ」と
小麦粉などの偽薬を渡されると、頭痛や不眠に悩む患者の
3割程度の方が「効いた」と感じたという結果が出ています。
③調子が良くなったのは、それまでの治療法を止めた
おかげかもしれないということが挙げられます。
例えば、丸山ワクチンは体調が良くなることで有名です。
開発者の丸山氏は受診した患者に「今までの治療をきっぱり
止めなさい」と指導していたそうです。
患者の多くは副作用の強い抗ガン剤を続けてきたはずなので、
調子が良くなって長生きしたのは抗ガン剤を止めた効果が一番
大きかったのではないかと考えられます。
<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム
カテゴリ:
(きばこ酵素風呂) 2019年11月 4日 16:43
< 心得23 1センチ未満の動脈瘤、年間破裂率は0.05% ~医者の「まずまず」は車椅子や寝たきり状態のこと?~ | 一覧へ戻る | きばこ店内がクリスマスバージョンに装飾中&オーナメント追加! >
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心得47 リビングウィルを書いてみよう
最後は「どんな延命治療を希望しますか?」というテーマです。
リビングウィル(living will)とは、生前の意思という意味の英語の音訳。
生前に行われる尊厳死に対してであれば、「尊厳死の権利を主張して、
延命治療の打ち切りを希望する」などといった意思表示のこと。
また、それを記録した「遺言書」などのこと。
(Wikipediaより)
もう少し簡単に言うと、自分の死の間際にどういう治療を
受けたいかを判断能力があるうちに文章にしておくということです。
日本では、リビングウィルにはまだ法的な力はありませんが、
書いておくことで意識を失ったあとも、家族や医師に延命治療
についての自分の意思を伝えることが出来ます。
例えば、「鼻腔チューブ栄養のような強制的な栄養補給は一切不要」
・「人工呼吸が1週間続いて意識が戻らなかったら装置を外してほしい」
・「植物状態になっても出来るだけ生き続けたい」など、自分で
説明できなくなったときの「どう死にたいか」の希望をなるべく
具体的に書き、身内の同意ももらって更新していきます。
<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム
(きばこ酵素風呂) 2020年6月12日 10:47
心得46 ロウソクが消え入るような、転移ガンの自然死 ~その②穏やかに暮らすのか?、病気と闘うのか?~
ガンの生存率というものをよく聞きますが、
これに関しては保証はありません。
そこで、末期の状態になっても穏やかな最期を
迎えることを選ぶのか?
それとも、標準治療を選び、苦しんでも少しでも
長生きするかもしれない方法を選ぶのか?
いつか自分や家族がそうした選択をすることになった
ときのことを考えて、話し合っておくと良いかもしれません。
自宅での看取りを想定されている場合もあると思うので、
「臨終」について少し触れておきます。
自宅の場合、亡くなる1時間とか30分前まで話をしていた、
呼びかけに応えてニコニコしていた、ということも多いようです。
そして、いよいよ最後のときに近づくと、患者さんの
呼びかけへの反応が鈍くなります。
これを「意識レベルの低下」と言います。
大きく息をした後、10秒ほど息が止まり、また息をすることもあります。
苦しそうに見えることもありますが、このとき患者さんには
意識がないので、苦しみは感じていません。
その後、次第に顎を上下させる呼吸に変化していきます。
これを「下顎呼吸」と言い、最後の呼吸になります。
そして、呼吸が停止したら自宅の場合は医師に連絡をします。
<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム
(きばこ酵素風呂) 2020年6月 8日 17:36
心得46 ロウソクが消え入るような、転移ガンの自然死 ~その①治療をしなかった2人の自然死について {乳ガン患者の場合}〜
②乳ガン患者の場合
2人目の方は45歳の女性で、直径2センチ大の乳ガンが見つかり、
切るのを嫌って放置していました。
その4年後にはガンが20センチ大に増殖し、乳房全体がガンで覆われて、
皮膚は赤黒く変色し、場所によっては皮膚が破れて潰瘍ができて、
ガン細胞が露出して白い泡を吹いたような状態でした。
しかし、それほどひどい末期症状でありながら、
痛みを感じていなかったのです。
最後は寝たきりになり、ベッドで横たわったままの生活でしたが、
苦しみを訴えることもなく体力がだんだん衰え、ロウソクの火が
消え入るように亡くなりました。
4年前に手術を受けていたら、この女性はもう少し長生きできた
かもしれません。
あるいはもっと早く亡くなっていたかもしれません。
<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム
(きばこ酵素風呂) 2020年6月 1日 15:32
心得46 ロウソクが消え入るような、転移ガンの自然死 ~その①治療をしなかった2人の自然死について {胃ガン患者の場合}〜
①胃ガン患者の場合
1人目の方は、食道に近いところにできた胃ガンの患者さんで
「飲まず食わず」で亡くなった男性の話です。
この方は「治療したくない」というので様子を見ていたら、
7年ほど生きて、最後の方はガンがだんだん大きくなって、
食道をせばめてきました。
食道がせばまることで食べ物が通りにくくなって、
食欲が落ちていくのですが、本人は「このままにしてくれ」
と言いました。
食道をちょっと広げれば楽になって、もうちょっと長生き出来る
かもしれないとか、いろいろ提案したのですが、本人は昔手術で
苦しんだ経験があり、何を言っても「イヤです」の一点張りでした。
そして、次第に食べられなくなって痩せていき、
水は何とか飲めていました。
その後、食道を広げる施術を拒んで3週間ほどして、
亡くなったという連絡が入りました。
衰弱死というのか餓死というのか、スーッと消えるような逝き方でした。
<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム
(きばこ酵素風呂) 2020年5月28日 15:13
心得45 いきなり進行ガンが見つかったらどうするか? ~ガンを宣告されたときの対処法②~
Q:胆嚢ガンと診断された
進行した胆嚢ガンと診断され、抗ガン剤治療をすすめられています。
近藤先生は消化器のガンには抗ガン剤が効かないと仰いますが、
ある雑誌に自分と同じ胆嚢ガンが抗ガン剤で消えたケースが
載っていました。
例外もあるのでしょうか?
A:抗ガン剤は避ける
一般の方は抗ガン剤でガン腫瘤が「消失」・「縮小」したら、
治る・延命すると感じるでしょう。
しかし、そこには誤解があります。
胆嚢ガンが抗ガン剤で消失するのは稀で、患者全体の1%前後。
他のガンでも精巣腫瘍と絨毛上皮ガンを除いて、"完全消失"の
確率は同様です。
そして、この貴重な1%のケースも治ることはないのです。
"完全消失"といっても、ガン腫瘤が検査で発見できない大きさに
なっただけで、ガン腫瘤は必ず再増大してきます。
そして、抗ガン剤には毒性があり、繰り返し投与すると
すぐ致死量に達します。
抗ガン剤治療の専門家たちは、ガンが縮小・消失すれば
「有効」・「効いた」と発言し続け、世間を錯覚させています。
また、ガン腫瘤が完全縮小したケースをマスコミに紹介するだけで、
患者のその後を紹介しないのも一般人を錯覚させる策略です。
<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム
(きばこ酵素風呂) 2020年5月25日 19:01