月別 アーカイブ

HOME > ブログ > 酵素の働き > 酵素と洗剤 ~酵素が汚れを落とす仕組みとは?~ 

ブログ

< 自然界の酵素反応 ~昆虫も酵素と関係している?~  |  一覧へ戻る  |  酵素はお肌をきれいにする? ~シミ・ソバカス対策にも酵素~ >

酵素と洗剤 ~酵素が汚れを落とす仕組みとは?~ 

今回は酵素と洗剤についての話を書いていきます。



「酵素」は私たちの生活の中で意外と身近な存在です。
酵素と言われて洗剤を思い浮かべる方も多いと思います。


では酵素が汚れを落とす仕組みとはどのようなものなのでしょうか?
一言で汚れといっても、その成分を分けてみると垢などの油分の汚れや、
泥やススなどの無機質の汚れや、皮膚や老廃物などのタンパク質の汚れ
といったものがあります。



このような汚れを分解するために洗濯用洗剤には
脂質分解酵素である リパーゼ タンパク質
分解酵素であるプロテアーゼ
繊維成分である
セルロースを分解する酵素であるセルラーゼ

などが配合されています。
食器用の洗剤には、さらにデンプン分解酵素である
アミラーゼ
も使われています。



そもそも洗剤に酵素を使うという考えは、洗剤の本体である界面活性剤は
油分の汚れはよく落とすのですが、タンパク質の汚れは落ちにくい
という
ところから始まりました。

そのため、洗剤にタンパク質分解酵素であるプロテアーゼの配合が考えられ、
その結果として界面活性剤の洗浄力が上がったことで、リパーゼやセルラーゼも
配合していこうという考えになっていきました。
なおセルラーゼは汚れそのものではなく、汚れの付いた繊維成分そのものを
分解しますが、洗剤に配合されている量自体は少ないため、衣類がボロボロに
なるということはありません。



カテゴリ:

< 自然界の酵素反応 ~昆虫も酵素と関係している?~  |  一覧へ戻る  |  酵素はお肌をきれいにする? ~シミ・ソバカス対策にも酵素~ >

同じカテゴリの記事

熟した果物は消化を助けてくれる?

今回は「熟した果物は消化を助けてくれる?」というテーマです。






果物はそれ自体でも美味しく食べることが出来ますが、熟すと果実が柔らかくなり、甘味が増したりとさらに美味しくなります。



今回はそんな果物の中でバナナを例に紹介したいと思います。

バナナは酵素も栄養も豊富に含まれている、優秀な生の食べ物です。



そんなバナナですが、皮が黒く変色してしまった経験はないでしょうか?

一見すると、腐ってしまってもう食べられないと思い、捨ててしまうという方もいます。

しかし、これは間違いでバナナは皮が黒く変色したくらいが食べ時なのです。


なぜなら、生の食べ物には食物酵素が含まれており、これは食べ物自体を事前に消化する働きがあります。
この消化の働きが発酵であり、この状態を一般的に「熟す」と言えます。
そして、この状態のバナナが優れものなのです。

熟したバナナは存在する炭水化物の3分の1ほどが、グルコースという最小の単位に変化しています。
それはつまり、事前消化が半分近く終わっているので、とても消化に良い食べ物となっているのです。


もちろん、黄色や緑色の皮のバナナにも酵素が存在しているので、消化に問題はありませんが、熟すことでさらに消化に適した食べ物へと変化するのです。

その結果として、身体の消化活動への負担も少なくなり、体内酵素の温存にも繋がるのです。



酵素と健康 〜豊かな生活を〜

今回は「酵素と健康」というテーマです。







私たちが健康な生活を送るためには、様々な栄養素が必要となります。
そのためには、食べ物が完全に消化・吸収され、身体にとって不要なものは排出されなければなりません。


このような働きを担っているのが「酵素」であり、全ての生物が生命維持のために必要不可欠な物質で、身体に栄養分を取り入れたり、老廃物を排出したり、全ての細胞を成長させる働きをします。


こうした新陳代謝に大きく関わっているのが酵素であり、酵素が十分に働かないと新陳代謝が上手く行われずに健康を保持することができなくなります。




そんな健康保持のための酵素は、体内で一定量作られますが、歳を重ねるごとにその量は低下・減少傾向になります。

そのため、食物から酵素を取り入れる必要があります。

また、酵素は生野菜や生の果物、刺身や納豆などの発酵食品などに含まれており、熱に弱い物質です。

そのため、野菜不足や加熱食、加工食品などの食生活を送っている場合には酵素不足となり、十分な働きができなくなります。

酵素の浪費を抑えるためには?

今回は「酵素の浪費を抑えるためには?」というテーマです。







前回、健康であるためには、体内酵素をできる限り残存させる
必要があることがポイントとしました。


そのためには2つの方法があり、今回は「消費する酵素を
極力少なくする方法」について、少し説明していきたいと思います。

私たちの身体には「消化酵素」と「代謝酵素」があります。
消化酵素は食物を消化する役割の酵素であり、代謝酵素は歩く、
話すといった行動をはじめ、病気を治す免疫力や老化を防ぐ維持力、
細胞の入れ替えなどの新陳代謝の作業に欠かせない役割の酵素
です。

つまり、健康維持には代謝酵素が大きく関わっています。



ここで、消化酵素と代謝酵素の関係性が重要になってきます。
酵素の消費順は「消化酵素→代謝酵素」の順であり、
代謝酵素残存のポイントは消化酵素の消費にあるのです。

消化酵素がきちんと作業を行なっていれば、消化は完了します。
しかし、過食などの食生活により、消化作業が十分に行われなく
なってしまった場合には本来消化作業に加わらないはずの代謝酵素
までが必要となり、身体は代謝不良の状態になってしまうのです。



そうならないためにも、常日頃から正しい食生活に努めることが
酵素の浪費を抑えるポイントと言えるでしょう。







{関連記事はこちら}
[消化酵素の使い方次第で健康が左右される?]
[酵素不足による不調とは?]

健康のためには「酵素」が重要!

今回は「健康のためには酵素が重要!」というテーマです。







酵素は人間はもちろん、全ての生き物に存在します。

なぜなら、酵素は体内で起こる化学反応(消化や代謝など)の
触媒的役割を果たす物質であるため、存在しなければ生命活動
はありえないのです。



そして、人間の体内では多種多様な酵素が毎日生産されています。
一方、消化や代謝などの活動のために酵素の大量消費もされています。


そんな酵素は、ある一定の定められた量しか生産されないため、
加齢とともに減少していきます。

このメカニズムについて、携帯電話を例に置き換えてみると
少しわかりやすいかもしれません。

買ってすぐの携帯電話は新品のバッテリーによって長時間使用
することが出来ますが、時間を経るごとに毎日充電しても、
長時間続けて使用することができなくなります。

このバッテリーが酵素であり、やがて訪れる体内酵素が無くなる
ときが生き物にとっての死となります。




では、健康で長生きするためにはどうすればいいのでしょうか?

そのポイントは、体内酵素は有限であるということから、
「一生で酵素をいかに体内に残存されられるか」ということです。

そして、残存させるためには2つの方法があります。
1つ目は「消費する酵素を極力少なくする方法」
2つ目は「外部から酵素を補う方法」

これらの方法を行えているかどうかで、健康で長生きすることに
大きく関わってくるのです。







{関連記事はこちら}
[酵素不足により引き起こされる病とは?]
[酵素不足と痛みの関係性?]

病気予防のための体内酵素

今回は「病気予防のための体内酵素」というテーマです。








突然ですが、皆さんは病気の対応についてどう考えていますか?

大きく2通りの考え方に分けると、
「病気になってから身体のことを考える」と
「病気になる前から予防に努める」という考え方があると思います。

日本人を見ると、前者の考え方の方が多いように見受けられます。


その理由は、現代の日本の医療体制が
「病気になった後にどうするかを考える体制」
であるからです。

それは、健康診断などの結果で病気と診断された途端に、
その部位のみを治療し、医薬投与することが基本的な現代医療の現場です。

薬は一時的に痛みなどを抑えることはできますが、
病気の根本の原因については解決することはできません。


そのため、「病気になってからの治療」ではなく、
「病気にならないための予防」を実践することが重要

となってくるのです。




では、病気にならないための予防を行うためには何がポイント
となるのでしょうか?

そのポイントは「酵素」にあります。
もう少し言うと、消化力ということが大事になってきます。
なぜなら、私たちが病気となる要因として、消化不良が挙げられます。
そのため、消化さえ万全であれば、病気予防に繋がるというわけなのです。

そして、この消化に関わるものとして酵素があり、この酵素を
上手く使えるか否かで健康が左右されるといっても過言ではありません。









{関連記事はこちら}
[酵素の働き#1]
[酵素の働き#2]
[酵素の働き#3]
[酵素の働き#4]
[酵素の働き#5]

きばこ酵素風呂

お電話でご予約下さい!

045-306-9874

住所
神奈川県横浜市港北区鳥山町387-2
定休日
不定休
営業時間
11:00~最終入酵 18:00
(短縮営業日あり)
*詳しくは『営業カレンダー』をご覧下さい

このページのトップへ
このページのトップへ