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< 低血糖状態を作り出す薬は危険 | 一覧へ戻る | 低血糖発作が重なると、ボケやすくなる? >
死亡も引き起こす低血糖発作
身体が低血糖状態になると、全身の調節システムは血糖値を上げるためにアドレナリンなどのホルモンを分泌させます。
その結果、発汗や動悸などが起きるので、これらはいわば「アドレナリン症状」と言えます。
発作というくらいですので、様々な低血糖症状はそれまで何ともなかった人に突然起こります。
その程度は体調や体質の他に、直前に食べたものの内容や量、薬の種類や強さ、食事と薬の間隔など色々な条件に左右されます。
血糖を上昇させるホルモンがちゃんと働いてくれれば、低血糖症状は自然に治り、脳機能の異常も起きないはずです。
しかし、アドレナリン症状だけでは治らず、低血糖状態により、脳の機能が落ちることで意識障害などを引き起こす場合もあります。
そのため、発汗や動悸などに気付いたときには、すぐブドウ糖を補給する必要があります。
但し、危険なケースとして重い低血糖発作が生じ、アドレナリン症状の前触れがなく、いきなり意識を失う場合があります。
この場合は状況にもよりますが、死に至る可能性が高いのです。
例えば、一人暮らしでいきなり意識を失う場合や家族がいても1人で寝ていた場合などは亡くなるケースがあります。
また、死は免れたものの脳が回復不能なダメージを受け、「脳死状態」になるケースも少なくありません。
<参考文献>
このクスリがボケを生む! 〜「ケモブレイン」にならない13の知恵〜
(学陽書房・2019)
著者:近藤誠
カテゴリ:
(きばこ酵素風呂) 2021年7月 5日 20:47
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薬はリスク
今回は「薬はリスク」というテーマです。
これまで、薬について様々な話を書いてきました。
そんな怖い薬を、人々はどうして気軽に飲むのでしょうか?
動機はともかく、脳が命じるままに飲んでしまっていることが考えられます。
つまり、人の「意識」が薬を飲んだ方が得だと計算しているのでしょう。
薬によって、身体は調子が良くなり、脳の働きもよくなるはずだと。
しかし、健康な人や元気な人はそれ以上は健康にも元気にもならないのです。
というのも、今の状態は身体が細心の注意を払って時々刻々ベストの状態に調整している結果であり、ベストなものをそれ以上良くすることはできないわけです。
思うに、ケモブレインは身体の意識に対する復讐でしょう。
実際は身体の一部である脳があってこその「意識」であるのに、意識が自分が一番偉いと思い、身体の調節機能を信じず、自分勝手な判断で薬を飲むことを決めてしまう。
それを忌々しいと思った身体は、自己調節を放棄して薬に委ね、ケモブレインが生じても見ぬふりをする。
そういうことなのだと思います。
なので、ケモブレインやその他の副作用を避けるには薬に近づく前にもっと自分の身体を信じるべきなのです。
くれぐれも薬は最初の一錠に手を出さないようにしましょう。
<参考文献>
このクスリがボケを生む! 〜「ケモブレイン」にならない13の知恵〜
(学陽書房・2019)
著者:近藤誠
(きばこ酵素風呂) 2021年11月15日 18:25
薬による副作用が新たな薬を呼ぶ
今回は「薬による副作用が新たな薬を呼ぶ」というテーマです。
薬には副作用があります。
そして、薬を飲むことで副作用の症状が出て、それを医師に訴えると別の薬が処方されます。
また、体調が変わらなくても血液検査の値が上昇することもありますが、その場合にも別の薬。
このようにして、雪だるま式に薬が増えていきます。
しかし、こうしたケースでは飲んでいる薬を全部一度やめていいのです。
大抵の場合、飲み続けた方がいい薬は見たことがなく、やめた方がいい薬ばかりなのです。
<参考文献>
このクスリがボケを生む! 〜「ケモブレイン」にならない13の知恵〜
(学陽書房・2019)
著者:近藤誠
(きばこ酵素風呂) 2021年11月 8日 10:48
降圧剤をやめたら、血圧が下がることがある
今回は「降圧剤をやめたら、血圧が下がることがある」というテーマです。
薬をやめたら、血圧はどうなるのでしょうか?
①高くなる場合
②そのままの場合
③下がる場合
の3つに分かれます。
①の高くなる場合では、高血圧と言われた人が薬を飲んでいるのですから、降圧剤をやめれば血圧が高くなるのは当然の話です。
しかし、血圧が高くなるといっても、ロケットを打ち上げたかのようにドーンを高くなることはなく、身体の調節機構によってあるべき血圧に戻るだけです。
というのも、そもそも健康な人が検査で指摘される血圧値は、その人の身体が「これがベスト」とみなして調節した結果だからです。
それなのに今は、年齢に関係なく「上の血圧は〇〇が上限」と言われて、健康な人があたかも「病人」のように仕立てられている現状です。
また、医師や看護師に測られると緊張して、血圧が高くなってしまう「白衣性高血圧」という現象があるので、医療機関での測定値は信用せず、自宅で測った血圧を目安にしましょう。
③の下がる場合では、身体が降圧剤に一生懸命に抵抗していたことが考えられます。
まず、降圧剤で無理やり血圧を下げられそうになると、身体の調節機構はそれを察知し、下げてなるものかと色々な仕組みを通じて、血圧を今まで通り保とうとする。
そうして、血圧が下がらない場合には医師は第2、第3の降圧剤を処方し、身体は負担を強いられます。
このとき、身体が降圧剤に抵抗していた場合は、薬をやめるとあたかも重しが取れたかのように、身体はリラックスすることの影響で血圧が下がるケースがあるのだろうと考えられるのです。
<参考文献>
このクスリがボケを生む! 〜「ケモブレイン」にならない13の知恵〜
(学陽書房・2019)
著者:近藤誠
(きばこ酵素風呂) 2021年11月 1日 19:59
降圧剤をやめても支障はない
今回は「降圧剤をやめても支障はない」というテーマです。
よく、薬をやめるのに躊躇いがあると言う人がいます。
その理由は「薬をやめることで、何か不都合が生じるのではないか?」ということを感じることが大きいようです。
特に降圧剤はやめたら血圧がリバウンドして、大変なことになるという説があります。
しかし、血圧リバウンド説は都市伝説であり、実際には降圧剤をやめても大変なことは生じないのです。
それどころか、ケモブレインが止んで、霧が晴れたかのように頭がすっきりするなど、体調はよくなるはずです。<参考文献>
このクスリがボケを生む! 〜「ケモブレイン」にならない13の知恵〜
(学陽書房・2019)
著者:近藤誠
(きばこ酵素風呂) 2021年10月25日 18:40
生活習慣病の薬はやめるに限る
今回は「生活習慣病の薬はやめるに限る」というテーマです。
生活習慣病の薬をやめることは比較的簡単です。
というのは、依存症や症状悪化のリバウンドが生じないためです。
ただ、患者・家族には本当にやめていいのか?という不安があります。
その不安を克服できるように考える必要があります。
大事なことは、生活習慣病の薬の無意味さや有害さを心に留めることです。
生活習慣病の薬には、寿命短縮作用とケモブレインなど有害作用が備わっていることをしっかり認識しましょう。
<参考文献>
このクスリがボケを生む! 〜「ケモブレイン」にならない13の知恵〜
(学陽書房・2019)
著者:近藤誠
(きばこ酵素風呂) 2021年10月18日 09:01