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心得15 ガンの9割は治療するほど命を縮める。放置が一番。 ~逸見政孝さんが教えてくれたこと~

今回は「逸見政孝さんが教えてくれたこと」というテーマです。






ガンといえば「治療しないと、どんどん進行して死に至る」
というのが社会通念のようになってしまっていますが、
実際のところはどうなのでしょうか?

昔からほとんどのガンは見つかり次第、治療されてきました。
手の施しようのない転移ガンや末期ガンなどは別にして、
早期ガンや進行ガンを治療しないで様子をみるということは
なかったのです。



まだ、ガンの告知もされないことが多かった1993年、ニュース
キャスターの逸見政孝さんが「悪性度の高いスキルス胃ガン」
であることを初めて記者会見の形で公表しました。

1月にガンとわかって手術したものの転移があり、
9月の2回目の手術では臓器を3キロも摘出しました。

衰弱した身体に抗ガン剤治療も行った結果、
身体はやせ細り、12月に亡くなりました。

その後、遺族の話では最初の手術の傷跡のところに、
多くの再発があったそうです。


よく「切るとガンが暴れる」と言われます。
メスが入って正常組織のバリアーが崩れたところに、
隠れていたガン細胞が入り込んで増殖しやすくなるのです。




そして、抗ガン剤は身体にとって猛毒です。
抗ガン剤が「効く」というのは、単に「ガンのしこりを
一時的に小さくする」という意味です。


そのため、「効く」というのは治すとか延命に繋がると
いう話ではないのです。

1990年にアメリカ議会に提出された技術評価局報告書で
既に、「抗ガン剤、放射線などは病巣を一時的に縮小させるが、
この縮小は無意味であり、延命効果が認められない上に、
患者の生活の質を悪化させる」
と断定されています。


日本人のガンの9割を占める胃ガン・肺ガン・大腸ガン・乳ガン
など塊を作る「固形ガン」には、抗ガン剤は辛い副作用と
「縮命」効果しか及ぼしません。








<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム

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