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心得29 ビールは1日にロング缶2本までなら「百薬の長」 ~その①「発ガンバケツ」がいっぱいになると、ガンになる~

今回は「発ガンバケツがいっぱいになると、ガンになる」
というテーマです。






身体をこわすと、医者からは「禁酒・禁煙」と申し渡されます。


まず、タバコはおすすめできません。

近藤氏は「発ガンバケツ」という考え方をもっています。
この考え方は、各々それぞれの容量のバケツを身体に抱え、
そこに発ガンの原因が溜まり、それが溢れるとガンになる

いうものです。

タバコは放射線、農薬などと並んで、明らかにガンを促すもので、
中高年になって、しつこい咳やタン、呼吸困難に悩まされるCOPD
(慢性閉塞性肺疾患)の患者も9割は喫煙経験者です。



一方、お酒は飲みすぎなければ寿命を延ばせるかもしれません。

「酒飲みは高血圧」というイメージがありますが、実はお酒を
飲むと血管が拡張して、血圧は一時的に下がります。
ストレスで怒っているときにお酒を飲むと、気が楽になったり、
緊張がほぐれたりするのも血管拡張効果と考えられます。

米国ガン学会は「虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)の危険度は
飲酒量に関わらず、飲まない人よりも飲む人の方が低く抑えられる」

と発表しています。


但し、飲みすぎは厳禁です。
過度の飲酒は肝臓だけでなく、脳へのダメージも大きいからです。

人間の脳は年をとると少しずつ縮んで、最大15%ほど萎縮して
前頭葉とクモ膜の間に1センチ前後の隙間ができます。

脳が萎縮すると脳の細胞が減るので、物忘れが多くなり、アルツハイマー病
などの認知症、記憶障害、うつ病に繋がることもあります。







<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム

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