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消化不良の原因 ⑨アルコール、タバコの喫煙、ストレス ~その3 アルコールにより失われる栄養素について ①ナイアシン~
前回、アルコールを摂取することで多くの栄養素が失われてしまうという内容を書きました。
今回はその「栄養素」について書いていきます。
栄養素は少し種類がありますので、1つ1つ書いていきたいと思います。
①ナイアシン
アルコールの分解は肝臓で行われることは以前書きました。
その分解時に消費される栄養素としてビタミンB群の1つであるナイアシンがあります。
詳しくはニコチン酸とニコチン酸アミドの総称であり、ビタミンB3ともいわれます。
ナイアシンは酵素を活性化させる補酵素としての働きがあり、
アルコールの分解に不可欠なビタミンです。
また体内の代謝にかかせない栄養素であり、タンパク質や炭水化物、脂質からの
エネルギー産生補助や皮膚や粘膜などの健康維持などを助けます。
またナイアシンは必須アミノ酸であるトリプトファンを原料に体内で合成されます。
このナイアシンが不足したり、アルコール摂取量が多く分解が
追い付かない状態になると、吐き気やおう吐などの症状が起こります。
ではナイアシンはどのような食材に含まれるのでしょうか?
[ナイアシンを多く含む食材]
動物性食品:マグロやカツオ、サバやタラコ、
豚レバーや牛レバー、鶏ささみや鶏むね肉など。
植物性食品:マイタケやえのき、エリンギや
しめじ、大豆やピーナッツなど。
なおナイアシンは水溶性ビタミンのため、水に溶けやすい性質があります。
なので煮物など水を使った調理の際には煮汁ごと食べられるようにすると無駄なく
摂取することができます。
また肉類を油で揚げてしまうと20~40%ほど食材から失われてしまうため、
揚げ物はあまりおすすめできません。
ちなみに「こぶ茶」にはナイアシンの吸収率を低下させてしまう働きがあるため、
一緒に摂取しないように注意しましょう。
他にナイアシン摂取の点で意識してもらいたいことは、他のビタミンB群と一緒に摂取することです。
というのはビタミンB群は互いに協調しながら作用するため、単独で摂取するよりも複数で摂取すること
で効果が発揮されるからです。
<参考>
他のビタミンB群:ビオチン・葉酸・パントテン酸・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12
今回はその「栄養素」について書いていきます。
栄養素は少し種類がありますので、1つ1つ書いていきたいと思います。
①ナイアシン
アルコールの分解は肝臓で行われることは以前書きました。
その分解時に消費される栄養素としてビタミンB群の1つであるナイアシンがあります。
詳しくはニコチン酸とニコチン酸アミドの総称であり、ビタミンB3ともいわれます。
ナイアシンは酵素を活性化させる補酵素としての働きがあり、
アルコールの分解に不可欠なビタミンです。
また体内の代謝にかかせない栄養素であり、タンパク質や炭水化物、脂質からの
エネルギー産生補助や皮膚や粘膜などの健康維持などを助けます。
またナイアシンは必須アミノ酸であるトリプトファンを原料に体内で合成されます。
このナイアシンが不足したり、アルコール摂取量が多く分解が
追い付かない状態になると、吐き気やおう吐などの症状が起こります。
ではナイアシンはどのような食材に含まれるのでしょうか?
[ナイアシンを多く含む食材]
動物性食品:マグロやカツオ、サバやタラコ、
豚レバーや牛レバー、鶏ささみや鶏むね肉など。
植物性食品:マイタケやえのき、エリンギや
しめじ、大豆やピーナッツなど。
なおナイアシンは水溶性ビタミンのため、水に溶けやすい性質があります。
なので煮物など水を使った調理の際には煮汁ごと食べられるようにすると無駄なく
摂取することができます。
また肉類を油で揚げてしまうと20~40%ほど食材から失われてしまうため、
揚げ物はあまりおすすめできません。
ちなみに「こぶ茶」にはナイアシンの吸収率を低下させてしまう働きがあるため、
一緒に摂取しないように注意しましょう。
他にナイアシン摂取の点で意識してもらいたいことは、他のビタミンB群と一緒に摂取することです。
というのはビタミンB群は互いに協調しながら作用するため、単独で摂取するよりも複数で摂取すること
で効果が発揮されるからです。
<参考>
他のビタミンB群:ビオチン・葉酸・パントテン酸・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12