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消化不良の原因 ⑨アルコール、タバコの喫煙、ストレス ~その3 アルコールにより失われる栄養素について ⑦カリウム~
続いての栄養素は「カリウム」です。
⑦カリウム
カリウムはアルコールの摂取により尿と一緒に必要以上に体外に排出されて、
失う栄養素の1つです。
カリウムの働きとしては体内の水分調整を行います。
もう少し詳しく言うとカリウムは細胞の浸透圧を維持し、ナトリウムを体外に
排出する働きがあります。
話が少し逸れますが、イメージとしてはキュウリの塩もみがいい例です。
キュウリに塩を振るとキュウリの中の水分が出てきます。
これは塩(塩化ナトリウム)によりキュウリの細胞外の浸透圧が細胞内よりも
高くなることで中から水分が出てきます。
人間の身体も同じような働きがあり、細胞内にはカリウム、細胞外にはナトリウムが
存在していて細胞の浸透圧のバランスをうまく調整しています。
カリウムが不足、もしくはナトリウムを過剰摂取した場合などにより両者のバランスが
崩れてしまい、ナトリウム濃度が上がると身体は濃度を下げるために細胞内から水分
を出そうとします。
これが血管の細胞で起こることで細胞外液が増加し、血管壁が膨れて血圧が高くなり
高血圧の原因となります。
また高血圧に伴い、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞や脳卒中、腎臓病など様々な病を
引き起こすおそれがあります。
カリウムは腎臓でナトリウムの再吸収を抑制し、ナトリウムを尿と一緒に体外へ排出する
働きがあるため、血圧を下げる作用から高血圧の予防に効果的とされます。
またカリウムは神経の機能や筋の収縮機能を正常に保つ働きがあります。
細胞内にはカリウム、細胞外にはナトリウムが存在しており、このカリウムとナトリウム
のバランスは筋の収縮にも関わっています。
カリウムが細胞外に移動したり、ナトリウムが細胞内に移動することで筋内に電流が流れ、
筋の収縮を行っています。
しかしカリウムとナトリウムのバランスが崩れてしまうと、正常な電流が流れなくなり
筋の収縮がうまく行われなくなってしまいます。
ではカリウムはどのような食材に含まれているのでしょうか?
[カリウムを多く含む食品]
動物性食品:にぼし、するめ、鰹節、生ハム、干しエビ、鰆、鮎など。
植物性食品:昆布、ひじき、納豆、さつまいも、ほうれん草、春菊、
キュウリ、アボカド、バナナ、キウイ、メロンなど。
なおカリウムは熱に弱く、加熱により30%以上も失われてしまうため、調理の際は茹ですぎや煮すぎなど
に注意しましょう。
⑦カリウム
カリウムはアルコールの摂取により尿と一緒に必要以上に体外に排出されて、
失う栄養素の1つです。
カリウムの働きとしては体内の水分調整を行います。
もう少し詳しく言うとカリウムは細胞の浸透圧を維持し、ナトリウムを体外に
排出する働きがあります。
話が少し逸れますが、イメージとしてはキュウリの塩もみがいい例です。
キュウリに塩を振るとキュウリの中の水分が出てきます。
これは塩(塩化ナトリウム)によりキュウリの細胞外の浸透圧が細胞内よりも
高くなることで中から水分が出てきます。
人間の身体も同じような働きがあり、細胞内にはカリウム、細胞外にはナトリウムが
存在していて細胞の浸透圧のバランスをうまく調整しています。
カリウムが不足、もしくはナトリウムを過剰摂取した場合などにより両者のバランスが
崩れてしまい、ナトリウム濃度が上がると身体は濃度を下げるために細胞内から水分
を出そうとします。
これが血管の細胞で起こることで細胞外液が増加し、血管壁が膨れて血圧が高くなり
高血圧の原因となります。
また高血圧に伴い、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞や脳卒中、腎臓病など様々な病を
引き起こすおそれがあります。
カリウムは腎臓でナトリウムの再吸収を抑制し、ナトリウムを尿と一緒に体外へ排出する
働きがあるため、血圧を下げる作用から高血圧の予防に効果的とされます。
またカリウムは神経の機能や筋の収縮機能を正常に保つ働きがあります。
細胞内にはカリウム、細胞外にはナトリウムが存在しており、このカリウムとナトリウム
のバランスは筋の収縮にも関わっています。
カリウムが細胞外に移動したり、ナトリウムが細胞内に移動することで筋内に電流が流れ、
筋の収縮を行っています。
しかしカリウムとナトリウムのバランスが崩れてしまうと、正常な電流が流れなくなり
筋の収縮がうまく行われなくなってしまいます。
ではカリウムはどのような食材に含まれているのでしょうか?
[カリウムを多く含む食品]
動物性食品:にぼし、するめ、鰹節、生ハム、干しエビ、鰆、鮎など。
植物性食品:昆布、ひじき、納豆、さつまいも、ほうれん草、春菊、
キュウリ、アボカド、バナナ、キウイ、メロンなど。
なおカリウムは熱に弱く、加熱により30%以上も失われてしまうため、調理の際は茹ですぎや煮すぎなど
に注意しましょう。