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心得31 コラーゲンでお肌はプルプルしない?グルコサミンは膝に直接届かない? ~その①お腹の中でバラバラになってしまうため~
今回は「コラーゲンやグルコサミンは身体に直接届かない?」
というテーマです。
近年、美肌・美白、運動能力向上、関節痛緩和などの効果が
期待されるコラーゲンやグルコサミンなどのサプリメントが
女性を中心に根強い人気を誇っています。
誤解している方が多いのですが、口から摂ったコラーゲンが
肌を直接プルプルさせるわけではなく、グルコサミンが膝に
届くわけでもないのです。
例えば、ゼラチンは100%コラーゲン由来で5g袋にコラーゲン
が4500mgほど含まれています。
もし本当にそれが肌に届くなら、ゼリーを良く食べる人はお肌
が一生プルンプルンに弾んで、100歳になってもシワとは無縁
でいられるはずです。
では、なぜコラーゲンもグルコサミンも目指す部位に直接届いて
くれないのでしょうか?
その理由は食べたものは全て一旦腸の中でバラバラに分解されたり、
血液に入ったりして、アミノ酸や糖の形で利用されるからです。
コラーゲンはタンパク質の一種、グルコサミンは糖の一種。
つまり、サプリでコラーゲンやグルコサミンを摂るということは、
僅かなタンパク質や糖を摂るのと同じことになります。
体内に吸収されたアミノ酸の一部はコラーゲンやグルコサミンに
合成されます。
しかし、コラーゲンは肌だけに利用されるのではなく、
全身のあらゆる組織に存在して、身体や皮膚や臓器の形
を支える構造材の役目をします。
そして年をとると、そのコラーゲン合成能力が低下してきます。
目に見える変化としては肌のハリが失われたり、
保水性が落ちてシワができやすくなります。
グルコサミンも全身の軟骨や結合組織のあちこちにあり、
軟骨細胞を形づくるために最も大切な栄養素の1つです。
そしてグルコサミンも加齢とともに合成能力が落ち、
軟骨のクッションはすり減ると増えないので、膝の痛み
などが出てくるのです。
<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム
というテーマです。
近年、美肌・美白、運動能力向上、関節痛緩和などの効果が
期待されるコラーゲンやグルコサミンなどのサプリメントが
女性を中心に根強い人気を誇っています。
誤解している方が多いのですが、口から摂ったコラーゲンが
肌を直接プルプルさせるわけではなく、グルコサミンが膝に
届くわけでもないのです。
例えば、ゼラチンは100%コラーゲン由来で5g袋にコラーゲン
が4500mgほど含まれています。
もし本当にそれが肌に届くなら、ゼリーを良く食べる人はお肌
が一生プルンプルンに弾んで、100歳になってもシワとは無縁
でいられるはずです。
では、なぜコラーゲンもグルコサミンも目指す部位に直接届いて
くれないのでしょうか?
その理由は食べたものは全て一旦腸の中でバラバラに分解されたり、
血液に入ったりして、アミノ酸や糖の形で利用されるからです。
コラーゲンはタンパク質の一種、グルコサミンは糖の一種。
つまり、サプリでコラーゲンやグルコサミンを摂るということは、
僅かなタンパク質や糖を摂るのと同じことになります。
体内に吸収されたアミノ酸の一部はコラーゲンやグルコサミンに
合成されます。
しかし、コラーゲンは肌だけに利用されるのではなく、
全身のあらゆる組織に存在して、身体や皮膚や臓器の形
を支える構造材の役目をします。
そして年をとると、そのコラーゲン合成能力が低下してきます。
目に見える変化としては肌のハリが失われたり、
保水性が落ちてシワができやすくなります。
グルコサミンも全身の軟骨や結合組織のあちこちにあり、
軟骨細胞を形づくるために最も大切な栄養素の1つです。
そしてグルコサミンも加齢とともに合成能力が落ち、
軟骨のクッションはすり減ると増えないので、膝の痛み
などが出てくるのです。
<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム