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心得38 喋って、笑って、食べて。口を動かすほど元気になる? ~その①「ひとりごと」のすすめ~

今回は「ひとりごとのすすめ」というテーマです。







よく健康のために、手足の運動を心掛けている人は
多いと思いますが、「口の運動」を意識している人
はあまり多くないのではないでしょうか?



例えば、ガムを噛むと脳全体の血流が増えることが
複数の実験で明らかになっています。


噛むときに動く筋肉(咬筋)は脳の神経と繋がっているので、
脳の活性化にも一役買います。

さらに、唾液が湧いてくることで消化酵素の分泌も促されます。

口腔ケアの専門家から、「自分の歯が多い、あるいは入れ歯が
ぴったりで合っていてきちんと噛める高齢者はボケにくい。」
また、「寝たきりになるなどして流動食になると精神機能が
ガクンと低下する。」という話を聞きました。



「声を出せばストレスが飛ぶ」
これも様々な実験で証明されています。

人と喋ることで気分転換になり、五感や情動も刺激されます。

声を出すという意味では、ひとりごとを言うこともよい習慣です。








<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム

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