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心得46 ロウソクが消え入るような、転移ガンの自然死 ~その②穏やかに暮らすのか?、病気と闘うのか?~
今回は「穏やかに暮らすのか?、病気と闘うのか?」というテーマです。
ガンの生存率というものをよく聞きますが、
これに関しては保証はありません。
そこで、末期の状態になっても穏やかな最期を
迎えることを選ぶのか?
それとも、標準治療を選び、苦しんでも少しでも
長生きするかもしれない方法を選ぶのか?
いつか自分や家族がそうした選択をすることになった
ときのことを考えて、話し合っておくと良いかもしれません。
自宅での看取りを想定されている場合もあると思うので、
「臨終」について少し触れておきます。
自宅の場合、亡くなる1時間とか30分前まで話をしていた、
呼びかけに応えてニコニコしていた、ということも多いようです。
そして、いよいよ最後のときに近づくと、患者さんの
呼びかけへの反応が鈍くなります。
これを「意識レベルの低下」と言います。
大きく息をした後、10秒ほど息が止まり、また息をすることもあります。
苦しそうに見えることもありますが、このとき患者さんには
意識がないので、苦しみは感じていません。
その後、次第に顎を上下させる呼吸に変化していきます。
これを「下顎呼吸」と言い、最後の呼吸になります。
そして、呼吸が停止したら自宅の場合は医師に連絡をします。
<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム
ガンの生存率というものをよく聞きますが、
これに関しては保証はありません。
そこで、末期の状態になっても穏やかな最期を
迎えることを選ぶのか?
それとも、標準治療を選び、苦しんでも少しでも
長生きするかもしれない方法を選ぶのか?
いつか自分や家族がそうした選択をすることになった
ときのことを考えて、話し合っておくと良いかもしれません。
自宅での看取りを想定されている場合もあると思うので、
「臨終」について少し触れておきます。
自宅の場合、亡くなる1時間とか30分前まで話をしていた、
呼びかけに応えてニコニコしていた、ということも多いようです。
そして、いよいよ最後のときに近づくと、患者さんの
呼びかけへの反応が鈍くなります。
これを「意識レベルの低下」と言います。
大きく息をした後、10秒ほど息が止まり、また息をすることもあります。
苦しそうに見えることもありますが、このとき患者さんには
意識がないので、苦しみは感じていません。
その後、次第に顎を上下させる呼吸に変化していきます。
これを「下顎呼吸」と言い、最後の呼吸になります。
そして、呼吸が停止したら自宅の場合は医師に連絡をします。
<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム