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心得9 「ガンだったから仕方ない」と考えてはいけない ~その②その手術、欧米では30年前に廃れています?~

今回は「その手術、欧米では30年前に廃れています?」
というテーマです。






その手術というのが乳ガンの「ハルステッド手術」
この手術は従来乳ガンの標準的な手術法であり、乳房から
大胸筋と小胸筋、リンパ節までを切除するものです。

しかし近年では、乳ガンの手術が縮小化し、「乳房温存手術」
や「胸筋温存乳房切除術」などが行われるようになったため、
この手術を行うことはほとんどありません。



こうしたことから、欧米では30年以上前に廃れましたが、
日本では変革が遅れたため、10年ほど前まで行われていました。

真偽は不明ですが、乳房なら多少手元が狂っても命には別状
ないため、新人の外科医の「練習用」に重宝されているという、
なんとも耳を疑うような話があります。



ガン手術の問題点として、「ガンは切除できても(手術は成功しても)
、術後の障害で死亡するリスクが非常に高い」
ということもあります。

ガンはもちろんですが他の病気やケガなども含めて、医者に手術を
すすめられたら、「この手術は本当に必要なものなのか」ということ
を徹底検証してから決めること
が大事なことです。






<参考文献>
近藤誠(2012) 医者に殺されない47の心得 アスコム

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