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食品の摂り方次第では身体に悪影響を及ぼす? ~偏摂取は健康の弊害~

今回は、食品の摂り方によっては逆効果になってしまう
おそれのある話について書いていきます。




例として、「牛乳」
を挙げてみます。

牛乳は多くの方が身体
に良いと思われている
食品の1つです。



確かに、身体にとって良い食品ではありますが、ただ単に
たくさん飲むだけでは豊富な栄養素を体内にうまく摂り入れる
ことができず、逆に飲みすぎることで健康上の弊害が現れる
おそれがあります。



牛乳というと、骨を強くするイメージが強いですが、飲み方に
よっては骨を強くするどころか、骨の病気を引き起こす原因に
なりかねないという研究報告があります。





なぜ、そのようなことが起きるのでしょうか?

牛乳にはカルシウムやビタミンB群、たんぱく質などの栄養素
が豊富に含まれています。

しかし、その反面に動脈硬化などの原因となる飽和脂肪酸が
多く含まれているといったマイナスの面があります。


さらに、牛乳には骨の形成などに必要なカルシウムを骨に運ぶ
役割をする「マグネシウム」というミネラルが欠乏しています。


そのため、マグネシウムが不足した状態で牛乳をたくさん摂取
しても、カルシウムを骨に上手く吸収することができません。


なので、牛乳を飲む際にはカルシウムの吸収を助ける働きをする
マグネシウムが豊富な食品を摂るということが大事なことです。


マグネシウムはワカメや昆布などの海藻類、アーモンドなどの
ナッツ類、大豆など豆類、キノコ類に多く含まれています。







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