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健康のカギとなる「代謝酵素」を温存するためには? ~生命活動に欠かせない酵素~
私たちの健康に大きく関わってくる「酵素」。
そんな酵素を大きく分けると、人間の体外にある「外部酵素」
と体内にある「体内酵素」の2種類に分けられます。
さらに体内酵素は「消化酵素」と「代謝酵素」の2種類に分け
られます。
それぞれの酵素を簡単にですが説明していきましょう。
◎外部酵素とは「食物酵素」のことであり、生の食物に豊富に
含まれる酵素です。
◎消化酵素とは口から取り入れた食物の消化・吸収活動の際に
不可欠な酵素です。
◎代謝酵素とは生命活動に重要な役割を果たす酵素です。
代謝酵素に関してもう少し説明すると、これがないと身体を
動かす、心臓が動く、血液が流れるなど生きていくうえでの
基本的な生命活動ができないのです。
また、免疫や自然治癒力の維持にも影響するので、病気に
なりにくい健康な身体を保つのに欠かせないものなのです。
そのため、体内の代謝酵素が少なくなると病気にかかりやすく
なります。
逆にいえば、代謝酵素が体内に豊富にあるように温存できれば
健康維持ができるというわけです。
では本題ですが、代謝酵素を温存するためにはどうすればよい
のでしょうか?
ポイントは消化酵素と代謝酵素の関係性にあります。
この2つの酵素には優先順位があり、消化酵素→代謝酵素の順
で使われていくため、代謝酵素の温存には消化酵素の浪費を
抑える必要があるのです。
そのためにはこれまで話してきたことを思い出してみて下さい。
①加熱食を食べ過ぎないこと。→[加熱食中心の生活に注意]
②過食をしないこと。→[過食の生活に注意]
③夜遅くの食事をなるべくしないこと。→[深夜の食生活に注意]
④砂糖使用の食品を控えること。→[様々な食品に使用されている砂糖の影響]
⑤スナック菓子など酸化した油脂の食品を控えること。→[酸化した油に注意]
⑥アルコールは飲みすぎないこと。→[アルコールの分解には酵素が必要]
⑦タバコは吸わないこと。→[タバコによる身体への影響]
⑧薬の摂取を控えること。→[薬の安易な使用に注意]
このような様々なことに気を付けることで、消化酵素の浪費を
抑えることができるのです。