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平熱が高いほど元気である?

以前、体温の話を少し書きました。





体温といっても多くの方は普段は気にすることは少なく、
病気で熱が出たときなどでないと気にしないということが
ほとんどではないでしょうか?


しかし、体温は身体の免疫と密接な関係にあることから、
健康維持に大きく関わります。


体温が高ければ免疫力も高くなり、体温が低ければ免疫力も
低下するため、
「体温の高い状態を維持すること」が大事に
なってきます。



私たちの生命活動に欠かせない酵素が活発に働く体内環境は
37.2℃前後と言われているので、平熱としての体温は37.0℃
以上を目標に維持していく必要があります。


37.0℃と聞くと微熱の状態と捉えるかもしれませんが、
だるさや辛さなどの病的な自覚症状がなければ37.0℃は
熱ではなく、健康な体温と言えます。





そして、酵素が活発に
働く体温が保たれて
いないと、私たち人間
は病や体調不良になり
やすくなります。




低血圧の方を例に挙げてみましょう。
低血圧の方の特徴の1つとして、朝が弱いことがあります。

体温は朝が一番低く、起きて身体を動かすことに従って
上昇していきます。

健康な方であれば朝起きることに対して問題ないのですが、
低血圧の方は朝の体温が35.0℃に達しないという方もいます。

この体温では体内の生命活動が十分に行うことができないため、
低血圧の方は朝起きたり動いたりするという気力が出ないのです。

そのため、低血圧の方が朝が弱いというのは、血圧というよりも
体温が低いことが原因なのです。




このような体温の低い状態では、免疫力の低下により多くの病に
かかりやすくなります。


逆に体温が高い状態であれば病や体調不良にもなりにくいので、
健康で元気な身体を維持できるのです。


そのため、たかが体温と侮らずに普段の体温を意識する習慣を
身に付けると良いでしょう。




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[あなたの平熱は何度ありますか?]
[低体温の状態が病気になるわけとは?]
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