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朝食を抜くと脳は働かない?
今回は「朝食を抜くと脳は働かない?」というテーマです。
前回の話では朝食を食べる・食べないの影響は同じ条件のもとで
比較をしなければ、正確な結論は出せないということでした。
では、仮に同じ条件のもとで「朝食を食べる派」と
「朝食を食べない派」に分けて実験したらどうなるでしょうか?
普段、朝食を食べている人がいきなり朝食を抜いて
このような実験をしたら、頭がボーッとしたり、
身体に力が入らなかったりするでしょう。
こうした感覚や体験などが朝食必要論を擁護することに
なっていると思われます。
しかし、脳のブドウ糖が足りないからよくないという考え方
はいささか早計ではないのでしょうか?
というのも、脳はブドウ糖をエネルギー源として使いますが、
食事を抜くと脳は別の物質をエネルギー源として使うことが
わかっています。
その研究では、「断食中に脳が何をエネルギー源として使うか?」
ということが行われました。
その結果として、β-ヒドロキシ酪酸が50%、α-アミノ窒素と
アセト酢酸がそれぞれ10%ずつで、ブドウ糖は全体の30%に
過ぎなかったというのです。
脳はこうしたエネルギーの使い方をするので、朝食を食べなくても
本来的には脳へのエネルギーは不足しないというわけです。
朝食を食べないと元気が出ないという考え方も、
実際に朝食抜きを実践したことがないゆえです。
はじめのうちは力が出ないように感じるでしょうが、朝食抜きの
1日2食を1〜2ヶ月も続けていくと空腹を感じなくなってきます。
前回の話では朝食を食べる・食べないの影響は同じ条件のもとで
比較をしなければ、正確な結論は出せないということでした。
では、仮に同じ条件のもとで「朝食を食べる派」と
「朝食を食べない派」に分けて実験したらどうなるでしょうか?
普段、朝食を食べている人がいきなり朝食を抜いて
このような実験をしたら、頭がボーッとしたり、
身体に力が入らなかったりするでしょう。
こうした感覚や体験などが朝食必要論を擁護することに
なっていると思われます。
しかし、脳のブドウ糖が足りないからよくないという考え方
はいささか早計ではないのでしょうか?
というのも、脳はブドウ糖をエネルギー源として使いますが、
食事を抜くと脳は別の物質をエネルギー源として使うことが
わかっています。
その研究では、「断食中に脳が何をエネルギー源として使うか?」
ということが行われました。
その結果として、β-ヒドロキシ酪酸が50%、α-アミノ窒素と
アセト酢酸がそれぞれ10%ずつで、ブドウ糖は全体の30%に
過ぎなかったというのです。
脳はこうしたエネルギーの使い方をするので、朝食を食べなくても
本来的には脳へのエネルギーは不足しないというわけです。
朝食を食べないと元気が出ないという考え方も、
実際に朝食抜きを実践したことがないゆえです。
はじめのうちは力が出ないように感じるでしょうが、朝食抜きの
1日2食を1〜2ヶ月も続けていくと空腹を感じなくなってきます。