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現代栄養学が肥満と病気を作り出した?

今回は「現代栄養学が肥満と病気を作り出した?」というテーマです。






現代栄養学の考え方が一般に浸透してきたのが、昭和40年代(1965年以降)
あたりとされ、当時の一般向け健康書を見ると肉体労働の人は1日4000kcal
を摂取した方がいいなどという専門家の見解が紹介されていました。
その計算は1日に2000kcal以上も消費するので、4000kcalくらい摂取しても
問題ないという極めて単純な計算式に基づいています。

その結果として、この頃から肥満や糖尿病をはじめ、ガンや脳梗塞、
心筋梗塞などの生活習慣病が増加してきました。




また、現代栄養学はバランスの取れた栄養の必要性を強調しています。

例えば、タンパク質は動物性食品と植物性食品を合わせて1日に70〜80g、
脂肪は1日に50g、炭水化物は1日に150gといった具合です。

タンパク質については、植物性タンパク質のみでは不十分だからと
動物性タンパク質も摂るように勧めています。
他にも、ビタミンやミネラル類も各種摂るように示しています。

このように、カロリー・栄養ともに積極的に摂ることを勧めています。


そのため、食べ過ぎの傾向は改まらず、その影響としての生活習慣病
も減らない
というわけなのです。





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