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血圧を下げると自立できない人が増える

今回は「血圧を下げると自立できない人が増える」というテーマです。



降圧剤を飲んでいると、副作用の症状としてフラフラすることがあります。


特に高齢者の方は注意が必要です。

もし、そのまま倒れて頭を打った場合、頭蓋内出血で死ぬことがあります。

また、頭を打たなくても倒れた際の怪我も多いです。
例えば、転倒の際に大腿骨が折れてしまい、そのまま寝たきりになって身体が衰弱してしまい、その後亡くなる方も大勢います。




別の全国調査では血圧を下げると、自立できない人が増えることがわかっています。

ここでいう、「自立できない」とは死亡したか、生存していても身の回りのことができないという意味です。


薬で上の血圧を120未満に下げた人たちでは、自立していない人の割合は7割。

これに対して、薬を飲んでいない人たちでは、自立していない人の割合は2割強という結果でした。







<参考文献>
このクスリがボケを生む! 〜「ケモブレイン」にならない13の知恵〜
(学陽書房・2019)
著者:近藤誠

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