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表示免除の裏側にどれだけ添加物がはびこっているか?

今回は「表示免除の裏側にどれだけ添加物がはびこっているか?」というテーマです。

 

 

消費者に見えない添加物は「一括表示」だけではありません。

 

そもそも、加工食品においては添加物を含む原材料を全て表示しなければいけないと食品衛生法で決められているのですが、「表示免除」という例外ケースが認められており、以下の5つの場合に限っては添加物を表示しなくてもいいということになっているのです。

 

①キャリーオーバー

②加工助剤

③バラ売り及び店内で製造・販売するもの

④パッケージが小さいもの

⑤栄養補助剤

 

この「表示免除制度」こそが、添加物がはびこる温床にもなっているのです。

 

この5つの内、最後の「栄養補助剤」以外の4つについて、次回以降にそれぞれ問題点を指摘してみたいと思います。

 




<参考文献>
食品の裏側 〜みんな大好きな食品添加物〜
(東洋経済新報社・2005)
著者:安倍司

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