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ブドウ糖果糖液糖の問題点 〜➁身体を蝕む怖さ〜

今回は「ブドウ糖果糖液糖により、身体が蝕まれていく怖さ」というテーマです。

 

 

ブドウ糖果糖液糖による、血糖値の急激な上昇は糖尿病の引き金にもなります。

 

最近では、小学生や中学生でも糖尿病になる子供が増えています。

これは、ブドウ糖の摂りすぎでインシュリンがおかしくなっているからです。

 

古来より、私たち日本人は米からブドウ糖を摂取してきました。

米のデンプンは、体内でゆっくりと分解されてブドウ糖に変わり、エネルギー源となります。

それならば、血糖値が急上昇することもありません。

 

しかし、最初からブドウ糖に分解されたものを一気に摂取するということは、長い歴史の中でこれまで経験したことがないことです。

 

 

また、ブドウ糖果糖液糖にはカロリーの過剰摂取という問題もあります。

 

ペットボトル1本(500ml)のジュースには、砂糖50g相当のカロリー、すなわち200kcal(ポテトチップス半袋分)が入っています。

 

そんな「ブドウ糖果糖液糖」が大量に入った飲み物やお菓子ばかりを食べることで、1日に必要なカロリーの大半を摂取してしまう。

 

 

甘味料として使われる添加物として、「サッカリン」は発ガン性を疑われていますし、「アスパルテーム」もフェニルケトン尿症などの問題があると言われています。

毒性という意味では、こうした添加物の方が高いかもしれませんが、「ブドウ糖果糖液糖」には緩やかに、しかし確実に私たちの身体を蝕んでいくという怖さがあります。

 

ジュースやアミノ酸飲料、缶コーヒーなどの飲料の他、ラムネやアイスクリーム、キャンディやグミなどお菓子には、ほとんどと言っていいほど「ブドウ糖果糖液糖」が大量に使われています。

 

それは、「甘いものの食べ過ぎは虫歯になる」というレベルの話ではないのです。


<参考文献>
食品の裏側 〜みんな大好きな食品添加物〜
(東洋経済新報社・2005)
著者:安倍司

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