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食品添加物と上手に付き合う5つのポイント ~➄素朴な疑問を持つこと~
今回は「⑤素朴な疑問を持つこと」というテーマです。
添加物と付き合うためには、「素朴な疑問」を持つことが大切です。
「なぜ、この明太子はこんなに綺麗な色をしているのだろうか?」
「なぜ、このハンバーグはこんなに安いのだろうか?」
「なぜ、このパックサラダはいつまでもしなびないのだろうか?」
「なぜ、コーヒーフレッシュは安いお店でも使い放題なのだろうか?」
「みりん風調味料の『風』って何だろう?純米みりんと、どう違うのだろうか?」
「米だけで作ったお酒って、今飲んでいるお酒は米だけで作られていないのか?」
こうした「素朴な疑問」を持つことが全ての始まりなのです。
また、農薬の問題も同じことです。
例えば、スーパーで売られている1袋3本で100円の人参ですが、「どうして自然に育った野菜が均一に揃っているのだろうか?」
そんな「素朴な疑問」を持つ人が、一体どれだけいるでしょうか?
大きさも形も色も3本揃って、重さもほとんど同じといった見本のような人参を作るには、多くの農薬と化学肥料が「裏側」で使われているのです。
最初に言いましたが、「素朴な疑問」を持つことが最初の第一歩です。
そして、そんな「素朴な疑問」を持ったら、加工食品の場合はぜひ「裏」のラベルを見てください。
その答えは自ずと出るはずです。
<参考文献>
食品の裏側 〜みんな大好きな食品添加物〜
(東洋経済新報社・2005)
著者:安倍司