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脂肪摂取問題の解決のカギは、玄米?

今回は「脂肪摂取問題の解決のカギは、玄米?」というテーマです。
 
 
脂肪摂取の問題は、日本に限ったことではなく、世界的な問題となっています。
 
2011年にはハンガリーが「ポテチ税」を導入し、デンマークでは同年に「脂肪税」を導入したほどです。
 
●なぜ、食品に税金をかけるのか?
それは、「脂肪を求める欲求」は自分の努力では抑え難い強い欲求だからです。
現在の日本人には、脂肪を美味しいと感じる嗜好、脂肪への欲求が高まり過ぎています。
 
脂肪への嗜好は、「脂肪を食べるほど脂肪を求める気持ちが更に高まる」という悪循環があることがわかっています。
その原因は、食欲や体重をコントロールする中心基地である脳の「視床下部」という場所にあります。
 
脂肪を摂り過ぎると、この視床下部に「メタボリックストレス」がかかり、自律神経のバランスが崩れる悪循環が起こります。
 
●では、この「脂肪を摂ると、更に脂肪を求める」という高脂肪食の欲求(嗜好性)を軽くするにはどうすればいいのでしょうか?
 
その解決のカギは「ガンマ・オリザノール」という成分にありました。
この成分を多く摂ると、脂肪をはじめとする脂っこいものを食べたいという欲求が下がります。
 
マウスの実験では「ガンマ・オリザノール」をエサに混ぜて摂らせると、マウスは高脂肪食を選択しなくなり、体重がぐっと落ちます。
 
この「ガンマ・オリザノール」は玄米に多く含まれています。
玄米には、肥満や糖尿病を改善するものが多く含まれています。

胃を改善し、ダイエットにもメタボにも効く玄米を生活に取り入れることで、自動的にあなたを健康にする生活が始まるのです。


<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証

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