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痩せている方がガンになりやすい?
今回は「痩せている方がガンになりやすい?」というテーマです。
「太っていることは病気の危険性が増える」と皆さん認識していますが、日本人は逆に痩せている方がガンになりやすいというデータがあります。
BMI(肥満指数:身長の二乗に対する体重の比で体格を表す指数)とガンによる死亡率のデータを見ると、BMI25ぐらいの方が1番ガンになりにくいようです。
つまり、肥満ギリギリくらいが1番ガンのリスクが少ないということです。
BMIが30を超えて、かなり太ってくるとガンのリスクは上昇しますが、それよりもBMI14〜21くらいの人の方がガンのリスクが高いのです。
<参考>BMIと肥満の判定
◎BMI18.5未満:低体重
◎BMI18.5〜25:普通体重
◎BMI25〜30:肥満1度
◎BMI30〜35:肥満2度
◎BMI35〜40:肥満3度
◎BMI40以上:肥満4度
また、女性は「若いとき痩せていて、中年以降に太る女性が乳ガンになりやすい」ということがわかっており、若いときにダイエットし過ぎると、乳ガンになりやすいので要注意です。
<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実
(幻冬舎・2013)
著者:江田証