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含硫アミノ酸摂取のポイント 〜タマネギ調理法〜

今回は「含硫アミノ酸摂取のポイント」というテーマです。

 
 

タマネギやニンニクなどに含まれる含硫アミノ酸が、男性ホルモンであるテストステロンを増やしてくれるわけですが、この含硫アミノ酸は放置すると自己分解して、どんどん失われてしまうことがわかっています。

植物の中に入っている様々な酵素が、含硫アミノ酸を分解して、壊してしまうのです。

 

なので、テストステロンを増やす食べ方として、タマネギの皮を剥いたら、すぐに丸ごと電子レンジにかけてしまうことです。

 

電子レンジで加熱すると、含硫アミノ酸を壊してしまう酵素を不活性することができます。

その後、ゆっくり切ってから料理をしていけば、含硫アミノ酸が長持ちします。

加熱することで臭いも少なくなり、テストステロンも増えます。

 

そして、含硫アミノ酸は抗酸化作用が強く、血小板が固まるのを抑えるので、血液がサラサラになり、動脈硬化抑制作用があると言われています。

また、放射能防護効果もあるので、現代の日本人にとっては様々な意味で有効活用すべき食品です。

 

さらに、タマネギは交感神経を興奮させるノルエピネフリンを出しますので、体温が上がり、脂肪細胞を燃焼させることがわかっており、ダイエットにも有効です。



<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実 (幻冬舎・2013)
著者:江田証

【 きばこより一言 】
食物に含まれる「酵素」は熱に弱いため、加熱調理には向いていません。
そのため、酵素を摂るためには「生」の状態の食材を摂るように心掛けましょう。



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