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キャベツや緑茶がガンを抑制する?
今回は「キャベツや緑茶がガンを抑制する?」というテーマです。
米国国立ガン研究所では1990年に「デザイナーフーズ・ピラミッド」という概念を発表しました。
これは、ガンを予防し、健康に良い成分を含んだ機能性食品を3ランクに分け、ピラミッドの上に行くほどガンや生活習慣病予防に効果的とするものです。
●効果高の食品:ニンニク、キャベツ、カンゾウ、大豆、生姜、ニンジン、セロリ等(セリ科植物)
●効果中の食品:タマネギ、お茶、ターメリック、玄米、亜麻、全粒小麦、オレンジ・レモン・グレープフルーツ(柑橘類)、トマト・ナス・ピーマン(ナス科)、ブロッコリー・カリフラワー・芽キャベツ(アブラナ科)
●効果低の食品:メロン、バジル、タラゴン、カラス麦、ハッカ、オレガノ、きゅうり、タイム、あさつき、ローズマリー、セージ、じゃがいも、大麦、ベリー
<デザイナーフーズ・ピラミッド参考ポイント>
①キャベツはニンニクに次いで、高機能成分を特に多く含んだ野菜です。
ガンを抑える他、キャベツに含まれるビタミンUは胃酸を抑えて、胃炎を軽減してくれる効果があります。
②緑茶に含まれるカテキンなどのポリフェノール群は、ガン抑制効果が高いことで有名です。
カテキンにはピロリ菌を抑える働きもあり、胃炎の改善にも効果を示します。
③オレンジ、レモン、グレープフルーツなどの柑橘類やトマト、ナス、ピーマンなどのナス科の野菜も毎日摂りたいところです。
④デザイナーフーズ・ピラミッドに記載はありませんが、ヨーグルトを毎日3週間以上食べ続け、腸内細菌を整えることで、インフルエンザウイルスに対する抵抗力や免疫力が高まることが証明されています。
<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実(幻冬舎・2013)
著者:江田証
上記の食品に加え、生の食材や発酵食品などを積極的に摂ることで酵素を体内に補給し、酵素の満ち足りた生活を。