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豆とじゃがいもが、胃の不調を悪化させる?

今回は、「豆とじゃがいもが、胃の不調を悪化させる?」というテーマです。

 

胃の働きを弱め、胃の中に長く停滞し、胃もたれや胃の痛みを生じさせる原因が「脂肪」です。

同じ摂取カロリーでは、脂肪を多く含む食事は胃の症状を悪化させます。

脂肪を使わないためには、油で揚げるより「蒸す・煮る・茹でる」調理法がおすすめです。

 

脂肪分のほか、タマネギやコーヒー、炭酸飲料やマヨネーズ、ナッツやチョコレートでも過敏な反応が出やすいことがわかっています。

 

そして、新しい知見として、胃の不調は腸の中で作られている「水素」が悪さをしているということがわかってきました。

胃の不調の多くは、胃が過伸展する(過剰に膨らまされる)ことで引き伸ばされ起こります。

大腸に存在すべき腸内細菌(嫌気性菌)が小腸の中で増えすぎて、糖を代謝するときに小腸内で水素ガスが作られ、これが小腸や胃を膨らませて症状を悪化させていることがわかってきました。

 

実際に摂ることによって、水素ガスが増えて、吐く息の中に水素ガスがたくさん出てしまう食べ物がわかっています。

それが吸収されにくい炭水化物(低吸収性短鎖炭水化物)なのです。

 

具体的には、フラクトオリゴ糖(小麦、アスパラガス)、ガラクトオリゴ糖(豆類)、ラクトース(乳製品、チョコレート、ビール、インスタントスープ)、フラクトース(蜂蜜、コーンシロップ)、ソルビトール(シュガーレスガム、桃、梅、さくらんぼ)です。

 

特に100gの炭水化物を食べた時の呼気中の水素ガスが多いのは、豆とじゃがいもです。

反対に米は食物繊維が少なく、小腸でほぼ全て吸収されるので、胃の悪い人には最適です。

米が食品の中で最も水素ガスを発生させないことが『Gastroenterology』誌に発表されています。

<参考文献>
医者が患者に教えない病気の真実(幻冬舎・2013)
著者:江田証


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