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更年期に気をつけたい病気

今回は「更年期に気をつけたい病気」というテーマです。

 

前回の話で出てきたリスクについて、いくつか簡単な説明をしたいと思います。

 

●卵巣ガン

卵巣にできる悪性腫瘍。

女性が生涯に産む子供の数の減少で、排卵回数が増えたことや子宮内膜症の増加との関係性が指摘される。

特に、子宮内膜症の一種であるチョコレート嚢胞からガンを発症するリスクがある。

初期は自覚症状がほとんどないため、定期的な超音波検査での発見が望ましい。

 

●子宮体ガン

子宮内膜にできる悪性腫瘍。

子宮の入り口に悪性腫瘍ができる子宮頸ガンは2030代に多いが、子宮体ガンは女性ホルモンがほとんど無くなる閉経前後に発症しやすい。

出産経験のない人、月経不順の人、糖尿病、肥満、高血圧の人も発症リスクが高い。

 

●糖尿病

膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンの機能が弱くなり、細胞の糖利用が低下する病気。

放置していると、心臓病や腎不全、失明などを引き起こす危険性がある。

 

●高血圧症

最高血圧が140mmHg以上、または最低血圧が90mm Hg以上あると高血圧と診断される。

高血圧状態が続くと、血管が硬くなる「動脈硬化」が起こり、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などの危険性が高まる。

 

●骨粗鬆症

骨の量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる。

古い骨を壊しながら新しい骨を作る新陳代謝が活発に行われず、骨を壊すばかりで新しい骨が形成されないので、密度がスカスカの脆い骨になってしまう。

 

●アルツハイマー型認知症

脳が萎縮していく病態。

脳の中で記憶を司る「海馬」を中心に萎縮していくため、新しいことが記憶できない。

進行すると時間や場所がわからなくなり、人や物の認識もできなくなってしまう。



<参考書籍>
プレ更年期1年生(つちや書店・2019)
著者:対馬ルリ子


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